28日のラ・リーガ第37節、本拠地カンプ・ノウでのマジョルカ戦に3-0で勝利したバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督は試合後、カンプ・ノウのサポーターに別れを告げたMFセルヒオ・ブスケツ、DFジョルディ・アルバについて語っている。
1分と24分にFWアンス・ファティ、70分にMFパブロ・バエスがゴールを決めて、今季カンプ・ノウ最終戦を勝利で終えたバルセロナ。今季限りでクラブを後にするブスケツ及びJ・アルバはチームメートから胴上げなどをされながら、それぞれサポーターに別れを告げている。
チャビ監督は試合後、元チームメートでもある2選手に対して、労いの言葉を口にした。
「何よりも難しいのは別れのタイミングを選び出すことだ。彼らはとても賢く、見事にやってのけた。私たちのもとを離れていくのはバルサ史上最高のボランチと左サイドバックだ。彼らはすべてにおいて助けとなってくれた。新しい世代にとってはお手本のような存在で、このクラブで成功するためにはブスケツとJ・アルバに似通う部分が必要となる」
チャビ監督はその一方で、クラブがブスケツの後釜を獲得する必要性を説いている。
「私たちは彼らの代役を探さなくてはならない。何よりも、ブシの後釜が必要だ。代わりを務められる選手がチーム内にいないんだからね。アルバのポジションについてはバルデとマルコス・アロンソがプレーできる。彼らがいなくなってもバルサは存在し続け、変わることとなく競争的でなければいけない」
「ただ、人間的なレベルで彼らの代役を見つけることはできない。それは不可能だ」
チャビ監督はその一方で、クラブが復帰させることを目指すパリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシについては、「クレの全員が彼のことを愛している。すべては彼自身が何をしたいかに依存している」と語っている。




