Xabi AlonsoGetty Images

クラシコに臨むシャビ・アロンソ、ヤマルの「マドリーは試合を盗む」発言について3回問われて…「何回聞くんだ(笑)?私は首を突っ込まない」

26日のラ・リーガ第10節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウにバルセロナを迎える。前日会見に出席したシャビ・アロンソ監督は、クラシコが“特別な一戦”であることを強調している。

「明日の試合は大切か? もちろんだ。クラシコは特別だよ。長年にわたってそうだったし、これからだってずっとそうだろう」

「今季初めて、このプロジェクトを開始してから初めてのクラシコだ。ベルナベウがビッグマッチ特有のエネルギーに包まれることを望んでいる。スタジアムが揺れて、私たちを後押しすることをね。ファンと勝利を喜べることを願っているよ」

このクラシコの前には、バルセロナFWラミン・ヤマルの発言が話題に。ジェラール・ピケ氏、人気YouTuberイバイ・ジャノス氏とトークショーを行った18歳FWは、その場で「(マドリーは試合)を盗んだり、不満を言ったり、分からないことで色々なことをしている」と発言。スペイン『マルカ』によれば、マドリーの選手たちはヤマルについて以前から「ひどい同業者。年齢を言い訳にしてはならない」と考えており、今回の発言については「呆れや不快感」を覚えていたという。

シャビ・アロンソ監督はそんなヤマルの発言について、会見を通して3回意見を求められたが、その度に言及する気がないことを強調している。

「先に言った通り、この一戦は本当に大切なんだ。私たちが良い試合をすることだけに集中しなくては。それこそがチームにとっての最大の刺激にほかならない」

「ヤマルの発言は攻撃的じゃないかって? 私が首を突っ込むことはない。バルセロナ側から様々な発言があっても、私にそのすべてを評価することはできないんだ」

「私たちにとって重要なのは芝生の上のこと、ピッチで起きることにほかならない。明日、どのようにプレーするかこそが大切なんだ。私が心配しているのは、私たちが仕事をしているのは、その部分だけなんだよ」

「ヤマルの発言がスペイン代表に影響を与える可能性? またそのテーマに戻るのかい(笑)? 私の頭の中にあるのは、明日が激しい試合になるということだけだ。私たちは最大限の力で競わなくてはいけない。トップレベルの試合に臨むために、選手たちには必要だけのエネルギー、アドレナリンを出してもらわないと。ほかのことは考えていないよ」

今季成績は11勝1敗と盤石に見えるレアル・マドリーだが、とりわけアトレティコ・マドリー戦の大敗(1-5)からプレー内容が芳しくないと指摘されている。現状のプレーに満足しているかを問われたシャビ・アロンソ監督は、次のように返答している。

「ああ、私は好きだ。良い形で競争に臨めている。もっと良いプレーは見せられるだろうがね」

「私たちは強固な基礎を築いている最中だ。次のステップを踏まなければならないって? そうだね。しかし私にしてみれば、私たちは良いフットボールを実践しているよ」

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