リヴァプールOBフェルナンド・トーレス氏は、かつてのチームメイトであるシャビ・アロンソ監督の成功を願った。
今季レヴァークーゼンを躍進に導くシャビ・アロンソ監督。ブンデスリーガでは2位バイエルンに10ポイント差をつけて首位を独走、DFBポカールではベスト4進出、ヨーロッパリーグでも劇的な展開で準々決勝まで駒を進めるなど、今季は公式戦無敗記録を「38」まで伸ばしている。
そんな42歳指揮官は夏の去就に大きな注目が集まっており、それぞれ今季限りで指揮官が退任するリヴァプールとバイエルンの古巣2クラブに加え、もう1つの古巣レアル・マドリーも状況を注視しているとも伝えられている。本人やレヴァークーゼン側は今季に集中していることを強調しているが、その決断は来季のサッカー界にとっても重要なものになると見られている。
大注目のシャビ・アロンソ監督について、かつての盟友トーレス氏が言及。リヴァプールでは共に2年間プレーし、スペイン代表としてEURO連覇とワールドカップ優勝を一緒に成し遂げた名手について、リヴァプールレジェンドマッチ後に『リヴァプール・エコー』に対して語った。
「素晴らしいことをやっていると思うよ。最高の選手だったけど、すでに最高の監督になったよね。素晴らしい人間でもあるし、僕らは良い友人関係を築いているんだ。彼の活躍を祈っているよ」
「彼がレアル・ソシエダの育成組織でやってきたことを知っていた。だから今では世界最高峰の監督になった理由もわかる。まだ1試合も負けていないし、本当に良いシーズンだね。彼の未来は明るいよ」
なお、トーレス氏自身も現役引退後は指導者の道へと進み、2021年から古巣アトレティコ・マドリーのU-19チームの監督を務めている。「いつかリヴァプールの監督になりたい?」と問われると、「僕はまだ始まったばかりで、監督になることが(選手と)いかに違うかを学び、理解している最中だ。全く違うんだよ。ゼロから始めて、一度に1つずつステップを踏もうとしている。できるかどうか、やってみるよ。でもステップ・バイ・ステップだね」と答えた。





