2026年北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ組み合わせ抽選会が5日に行われ、8大会連続8度目の出場となる日本代表はF組に入り、オランダ代表、チュニジア代表、そして欧州予選プレーオフのB組勝者(ウクライナ代表、スウェーデン代表、ポーランド代表、アルバニア代表のいずれか)と対戦が決まった。
チュニジアメディア『La Presse de Tunisie』は抽選結果を受け、「チュニジアは厳しいグループに」という見出しで報道。加えて、チュニジア国内リーグの複数監督たちは、このグループを「極めて困難」と評価しつつ、チュニジアが史上初のラウンド16に進出する可能性を過小評価すべきではないと口を揃えたと伝えた。
『La Presse de Tunisie』はCAビゼルティンのシヘブ・エリリ監督のコメントを紹介。「チュニジア代表にとって決して簡単ではない。もっと手強くない相手と対戦したかったが、オランダや日本のような強豪国と対戦することは、ミッションを複雑にする」とグループFの厳しさを認めた。
同監督は欧州プレーオフから勝ち上がってくるチームに関しても「ウクライナ、ポーランド、スウェーデンのいずれであっても、非常に手強い相手となるだろう。これらの国々は長い国際経験を持ち、大会の準備を知っている」と見解を明かしている。
また、スタッド・チュニジアンのラサード・ドリディ監督がグループFでのミッションは「極めて困難」と発言。オランダは欧州最高のチームの一つであり、日本もまた「スピード、技術、そして選手たちの国際経験という大きな強みを持っている」と対戦相手の高いレベルを指摘し、チュニジアには「準備を最大限に整える」重要性を強調したと伝えている。


