Hedwiges-Maduro(C)GettyImages

「彼らは戦術的にも技術的にも非常に優れている」元オランダ代表MFがグループFで同組となった日本代表を警戒

2026年北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ組み合わせ抽選会が5日に行われ、8大会連続8度目の出場となる日本代表はF組に入り、オランダ代表、チュニジア代表、そして欧州予選プレーオフのB組勝者(ウクライナ代表、スウェーデン代表、ポーランド代表、アルバニア代表のいずれか)と対戦が決まった。

オランダ代表として18キャップを誇り、2006年のFIFAワールドカップメンバーにも選ばれた経験を持つヘドヴィヘス・マドゥロ氏は今回の抽選結果を受け、オランダメディア『Sportnieuws.nl』の中で厳しい見解を示し、特に日本代表の脅威を強調した。

マドゥロ氏は抽選結果に強い印象を受けたと告白。「オランダのグループはかなり評価が難しいと思う」と切り出すと、特に警戒心を強めたのが対戦国として「日本」の名前がコールされた瞬間だという。

「日本が出てきたとき、おっと、これは本当に手強いぞと思った。彼らは戦術的にも技術的にも非常に優れており、常に規律を持ってプレーする。対戦するのが本当に非常に難しい国になるだろう」

さらにマドゥロ氏は、日本の実力が世界トップレベルに近づいていることを示す根拠として、「彼らは最近、ブラジル最強のチームにも勝利した。それは何かを物語っている」と直近の親善試合での実績を挙げた。

また、日本とチュニジアに加え、オランダは欧州プレーオフを勝ち上がった一国と対戦するが、マドゥロ氏は「そうだな、一番対戦したいのはアルバニアだ」と主張。他の候補国との対戦を避けるべきだと警告している。

「(ポーランドは)本当にタフなチームだから対戦したくない。オランダはすでに彼らと2度引き分けている。(スウェーデンは)アレクサンデル・イサクやヴィクトル・ギェケレシュといった絶対的なトップ選手を擁している。だからウクライナかアルバニアを望むべきだが、オランダが最も高い実力を持っていることは明らかだ」

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