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メキシコの守護神オチョアが魂のPKストップ!レヴァンドフスキ擁するポーランドにゴール許さずスコアレスドロー

現地時間22日、カタール・ワールドカップ(W杯)はグループCの第1節が行われ、メキシコ代表とポーランド代表が対戦した。

アルゼンチン代表が頭一つ抜けていると目されていたものの、初戦でそのアルゼンチンがサウジアラビア代表に敗れるという波乱の幕開けとなったグループC。国際舞台で常に安定した成績を残してきたメキシコと、エースのレヴァンドフスキを擁するポーランドの初戦は、グループの行方を左右する一戦となった。

立ち上がりから互いに慎重な入りを見せる中、ボールを保持するメキシコが徐々にペースを握り始める。26分にはエレーラが右サイドで粘ってクロスを上げると、ファーサイドのベガが頭で合わせるもゴール右へとわずかに外れる。

ポーランドもカウンターからメキシコゴールへと迫るが、肝心のレヴァンドフスキにいい形でボールが入らず、無得点で試合を折り返した。

後半、ポーランドはザレフスキに代えてビエリクを投入。すると迎えた56分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたレヴァンドフスキがDFに囲まれるも、反転して抜け出したところで倒される。これがPKとなり、ポーランドが先制の絶好機を手にする。

蹴るのはもちろん、絶対的エースのレヴァンドフスキ。自身にとってW杯初ゴールとなるはずだったが、ゴール右へと狙ったキックはメキシコの守護神オチョアが素晴らしい読みでストップし、会場が大きく沸いた。

ピンチを脱したメキシコは64分に決定機。アルバレスのミドルシュートをゴール前に飛び込んだマルティンが頭で触ってコースを変えるも、GKシュチェスニーが素晴らしい反応ではじき出した。

拮抗した展開が続く中、メキシコは72分にエレーラとマルティンを下げてラウール・ヒメネスとカルロス・ロドリゲスを投入。ポーランドも同じタイミングでシマンスキを下げてフランコフスキを投入し、流れを自分たちの方に引き寄せようと試みる。

1点が欲しいポーランドは88分にジエリンスキを下げてミリクを投入するも、メキシコの粘り強い守備を前になかなかシュートチャンスを作れない。

7分とかなり長いアディショナルタイムが取られ、互いにゴールを目指して攻め合ったものの、最後までゴールは生まれずスコアレスドローに終わった。

■試合結果

メキシコ 0-0 ポーランド

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