Mario Balotelli Roberto Mancini ItalyGetty Images

イタリア、2大会連続W杯欠場でも指揮官は出場枠拡大に反対…バロテッリにも言及

イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが3日、ローマで行われたイタリアサッカー連盟(FIGC)のパートナーシップ契約延長発表会に出席した際、ワールドカップ(W杯)や代表チームなどについて語った。

カタールW杯欧州予選プレーオフで北マケドニアに敗れ、2大会連続で4年に1度の祭典を欠場したイタリア。次の2026年北中米大会では、出場チーム数が48に増えるが、マンチーニはこれに難色を示している。「(その案は)好きではない。そうなると、選手たちの負担を軽くした方が良いという時に、試合数が増えてしまう。シーズン中のある時期に、かなりの疲労を抱えることになってしまうだろう」と述べた。

マンチーニ率いるイタリアは、6月にオランダで開催されるUEFAネーションズリーグ(UNL)のファイナルステージでは、準決勝でスペインと対戦する。

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「6月には準備期間もあるのでポジティブに考えている。重要な大会であり、優勝を目指したい。グループステージはドイツやイングランドと同居して簡単ではなかったが、勝ち抜くことができた。負けた時はUNLが重要だとされ、勝った時はそうではないという話になる。その中間があると良いのだが」

3月に行われたEURO(ユーロ)2024予選では、センターフォワードの人材不足の解決策としてアルゼンチンからFWマテオ・レテギを招集したマンチーニ。イタリア代表指揮官は今後、自身の愛弟子であるFWマリオ・バロテッリの代表復帰の可能性がないことを示唆。「もう終わった話か? その通りだと思う」と語った。

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