Japan(C)Getty Images

グループEは「見た目よりも複雑」…伊分析サイトが指摘。日本代表には「GKとCFに穴」

森保一監督率いる日本代表がカタール・ワールドカップ(W杯)で戦うE組について、イタリアのサッカー分析サイト『L’Ultimo Uomo』が21日、特集記事を組んで分析した。

日本代表が戦いに臨むE組は、ヨーロッパを代表する強豪スペインとドイツの2カ国と、コスタリカが同居。「グループを突破する2カ国がより確定している組」とされる。したがって特集記事は「日本やコスタリカは互角に戦えないことを分かっており、3試合中2試合を苦しみながら戦わなければならない。これはおそらく招集にも影響を与えたことだろう」と指摘する。

「スペインやドイツがこの組を通過できない世界は存在するのだろうか?」と続け、「その答えは2カ国の対戦相手の守備陣にある」と主張する。スペインが初戦で対戦するコスタリカは、パリ・サンジェルマンに所属するGKケイロル・ナバスを擁することもあり「長時間、ゴール前で守ることで特徴を際立たせるように見える」一方で、初戦でドイツの対戦相手となる日本は「戦術面でより精密であり、ただGKの神の手や運に身を任せるだけでなく、何かしら挑戦してくるはず」と分析した。

その上で、「もしスペインかドイツのどちらかが初戦においてうまく行かなければ、第2戦の直接対決が生死を懸けた戦いになるかもしれない」と指摘。その場合、「コスタリカと日本も突破のチャンスを懸けてプレーすることになる」と続け、初戦の展開次第で強豪2カ国の優位が揺らぐ可能性があることから「要するに、物事は見た目よりも複雑だ」と結論付けた。

また日本については、「非常に明確なアイディアを持つ指揮官が東京五輪組の若手と常連組のベテラン勢を融合させたチーム」として紹介。セルティックで活躍する古橋亨梧の落選に触れ、「与えられた先発のチャンスで良いプレーを見せられずにすぐに切り捨てられ、彼ほど強くないが、指揮官がより信頼する選手が優遇された」との見方を示した。だが「その結果、GKおよびセンターフォワードの2カ所において、目立った穴のあるチームになった」と分析した。

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