現地時間18日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)決勝アルゼンチン対フランスについて、イタリア人記者2人が15日、イタリア紙『イル・フォーリョ』の特集記事の中で見解を示した。
カタールW杯の決勝で実現する35歳のリオネル・メッシを擁するアルゼンチンと、23歳のキリアン・エムバペがけん引するフランスの一戦。『ガゼッタ・デロ・スポルト』のジュゼッペ・パストーレ記者は、「我々が望み、夢見ていた試合」であると指摘する。
「メッシ対エムバペ。おそらく最も美しく、最も待ち望んだ決勝になるだろう。最近だと、これほどの好カードは1998年のフランス対ブラジルまで遡る。だがあの時は、ロナウドが発作を起こしてしまったこともあり、今年ほどに魅力的な決勝は1974年の伝説の西ドイツ対オランダまで遡らなければならない」
すると『Rai』のフルヴィオ・パリャルンガ記者も、カタールW杯決勝の魅力を語りつつ、下馬評では両チームが拮抗しているとの見解を示した。
「アルゼンチンとフランスは、間違いなく最強のチームだ。チームとして1つにまとまっている上、王者たちもいる。それに両チームともに、語るべき歴史も計り知れないほどだ。エムバペ対メッシというのも素晴らしいが、その対戦がまさに決勝、頂点の試合で実現することも素晴らしい。これまでの試合においては、ほぼ毎回どちらかのチームが優勢であったが、決勝は異なる」
一方でパストーレ記者は「おそらくフランスがわずかにリードしている」と述べ、フランスがやや優勢であると指摘する。
「準決勝ではアルゼンチンが調子を上げている様子がうかがえた一方、フランスが見せたチャンスをつかみ取る能力とシニズムは、銀河系軍団と呼ばれた頃のレアル・マドリーを想起させるようなものだった」
これに対してパリャルンガ記者は、フランスのモロッコ戦での戦いぶりを振り返りつつ、自身が受けた印象を明かした。
「フランスは銀河系軍団ではないが、モロッコ戦ではまたしても試合の流れを変えてみせた。エムバペも、またしても違いを作り出した。準決勝のフランスは苦しみ、勝利にすら値しなかったかもしれない。だが私はこの試合を通じ、フランスはW杯で優勝する準備ができていると感じたよ」
