国際サッカー連盟(FIFA)は、チケットの抽選販売開始から24時間で500万の申し込みがあったと発表した。
2026年夏にカナダ、メキシコ、アメリカの北中米3カ国の共同開催で行われるFIFAワールドカップ。史上最多48カ国が出場し、軽104試合が実施されるフットボール史上最大のトーナメントとなる今大会のチケット価格が先日に判明した。
FIFAは今大会のチケットを3つのカテゴリーに分け、さらに対戦カードの魅力度合によって決まる変動価格を採用。ドイツサッカー連盟が発表したチケット価格によると、ドイツ代表のグループステージのチケット価格は最低180ドル(約2万8000円)から最高700ドル(約10万9000円)に上る。さらに、決勝戦は最低価格が4185ドル(約65万円)、最高価格が8680ドル(約135万円)に設定されている。
カタールで開催された前回大会よりも大幅なチケット価格の高騰が見られることを受け、サポーター団体は「これはワールドカップの伝統を壮大に裏切るものであり、この大会を成り立たせているサポーターの貢献を無視するものだ」などと非難の声明を出した。
しかし、FIFAが12日に発表したところによると、一部サポーターからの批判的な声とは裏腹に、チケット抽選販売開始からわずか24時間で世界200を超える国と地域のファンからFIFAのウェブサイトを通じて500万件の申し込みがあったようだ。
現時点で最も人気のある試合は、現地時間6月27日にマイアミ・スタジアムで開催されるグループK第3節コロンビア代表vsポルトガル代表。続けてブラジル代表vsモロッコ代表、メキシコ代表vs韓国代表、エクアドル代表vsドイツ代表、スコットランド代表vsブラジル代表がトップ5の人気を誇っているようだ。
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