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Lionel Messi World Cup FinalGetty

ケガ人続出は異例の冬開催ワールドカップの影響か…重傷化や離脱期間の延長など最新の調査で発覚

昨シーズンに各クラブで負傷者が続出した理由は、昨冬のワールドカップにあるかもしれない。『Howden Group』が調査結果を伝えた。

中東で初の開催となった2022年のカタール・ワールドカップ。シーズオフに当たる夏季開催ではなく、気候面などが考慮されて異例のシーズン中となる冬季に開催され、準備期間の短縮やウィンターブレイクの減少など、さまざまな面に影響を与えた。大会当初から懸念の声が上がっていたが、どうやら選手のケガという形でその影響が出てしまったようだ。

『Howden Group』の調査結果によると、2022-23シーズンのヨーロッパ5大リーグでワールドカップに出場した選手は、大会前後で比較して負傷から回復するのに平均で8日間多くの時間を要した模様(11.4日→19.4日)。プレミアリーグでは負傷者の数こそ減少したものの、各ケガの重傷度は上がっており、前シーズンと比較して負傷した選手は約1週間長く(16日→23.6日)離脱していたことがわかった。

また、ヨーロッパ5大リーグにおける選手の負傷離脱中にかかるコストも計算されており、前シーズンと比較して約30%(5億5400万ユーロ→7億500万ユーロ)も増加したことが判明している。

昨シーズンのプレミアリーグでは、マンチェスター・ユナイテッドとノッティンガム・フォレストがトップタイとなる延べ69名の負傷者を出し、チェルシーが68名で続いた。また、プレミアリーグ全体では946選手に上り、1226選手が負傷したブンデスリーガのみが5大リーグでこの数字を上回っている。

『Howden Group』のスポーツ部門のトップであるジェームズ・バローズ氏は、「男子ワールドカップがヨーロッパの冬に開催されたことで、選手たちがシーズン前半戦と比較してシーズン後半戦により長期的に離脱していることが明らかになった。イングランド・プレミアリーグとドイツ・ブンデスリーガといった国内リーグでこの影響が出ており、重傷度が上がったことによる財政面の影響も増加した」と分析した。

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