ワールドカップ欧州予選は14日、各地で最終節が行われた。
グループBでは、首位スペインと2位スウェーデンによる直接対決が行われた。勝ち点17でトップを走るスペインでは、前節に続きラウル・デ・トマス、サラビア、ガビらが先発入り。一方1ポイント差で追うスウェーデンは、イブラヒモヴィッチがベンチスタートとなっている。
試合は戦前の予想通りスペインがボールを握り、スウェーデンが構えてカウンターを狙う展開に。スペインはポゼッション率を高めていくが、なかなか効果的なチャンスは生み出せず。前半はスコアレスで折り返す。
後半開始早々、スウェーデンは敵陣深い位置でボールを奪ってイサクがビッグチャンスを迎えたが、シュートは枠の上に。53分にもフォルスベリがボックス内で決定機を手にする。苦しむスペインは59分、サラビア、ラウル・デ・トマスに代えてモラタとロドリゴを投入。前線を2枚替える。一方勝利が必要なスウェーデンは、73分にイサクらを下げ、イブラヒモヴィッチをついに投入。40歳の英雄へ、ゴールを託す。
しかし86分、先制点を奪ったのはスペインだった。ガビがドリブルで運び、左サイドのダニ・オルモへ。カットインから豪快なミドルシュートを放つと、バーに弾かれたボールをモラタが押し込んだ。これが決勝点となり、スペインが1-0で勝利。W杯本大会出場を決めた。
グループAでも、首位ポルトガルと2位セルビアが直接対決。同勝ち点(18)の中、ポルトガルではクリスティアーノ・ロナウドやベルナルド・シウバが先発入り。一方セルビアでは、ヴラホビッチやタディッチが名を連ねている。
試合は開始2分、最前線からのプレスでボールを奪い、サンチェスのゴールでポルトガルが先制に成功する。いきなり失点したセルビアだったが、その後反撃すると、33分のタディッチのミドルシュートをGKルイ・パトリシオが抑えきれず。同点に追いついた。43分にはヴラホビッチがネットを揺らしたが、オフサイドの判定で逆転とはならず。
それでも90分、セルビアが今度こそ逆転に成功。途中出場のミトロヴィッチが劇的なゴールを奪い、2-1で勝利を収めた。直接対決を制したセルビアが、最終節で逆転して首位に浮上。本大会行きを決めた。一方のポルトガルは、2位でプレーオフに回っている。
