オランダ女子代表FWビビアン・ミーデマが、オリンピック大会新記録を達成した。
27日に行われた女子サッカー競技1次リーグ第3戦で、中国と対戦したオランダ。ミーデマは前節の負傷の影響もあって30分のみの出場となったが、2ゴールをマーク。8-2の大勝に貢献し、オランダはグループF首位で準々決勝進出を果たしている。
中国戦で2ゴールを奪ったミーデマだが、初戦のザンビア戦では圧巻4ゴール。続くブラジル戦では2ゴールと、1次リーグ3試合で8ゴールを記録している。これまでオリンピックの大会得点記録はカナダ代表MFクリスティン・シンクレアの6ゴールであったが、1次リーグの段階で記録を更新することとなった。
また『Opta』によると、ミーデマは東京五輪177分間のプレーで8ゴールを記録。22分毎に1ゴールを奪っている計算になるようだ。また、女子の同一大会における最多ゴール記録も更新したという。東京の地で、女子サッカー史に残る記録を達成した。
なおミーデマは、これまでオランダ代表99試合で81ゴールを奪っている。また所属するアーセナルでは、FA女子スーパーリーグ67試合で60ゴールをマーク。歴代最多得点者となった。
