女子ワールドカップ(W杯)2023のラウンド16では、6日にスウェーデン女子代表vsアメリカ女子代表が行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)の対戦相手が決定した。
FIFAランキング1位のアメリカと3位のスウェーデンによる優勝候補同士の一戦。スウェーデンがグループGを3戦全勝で首位通過していたが、アメリカがグループEを1勝2分けの2位で終えていたため、このビッグマッチが実現した。
試合では開始から一進一退の攻防を続けるものの互いの堅い守備を崩すことができず。スコアレスで折り返して迎えた53分には右サイドからのクロスに反応したリンジー・ホランが左足のボレーで合わせたものの、GKゼチラ・ムショビッチのファインセーブに阻まれてアメリカの先制とはいかない。
熱戦はスコアレスで延長戦に突入したものの、それでも決着がつかず。結局、0-0のままPK戦を迎え、7人目までキッカーが回る壮絶な展開の末に5-4でスウェーデンが上回った。大会連覇中だったアメリカにとっては、史上初のラウンド16での敗退となっている。
そして、勝利したスウェーデンは一足先にラウンド16でノルウェー女子代表に競り勝っていたなでしこと対戦することが決定。注目の準々決勝は、11日(金)の16:30にキックオフ予定だ。
