なでしこジャパンは22日、女子ワールドカップ(W杯)2023グループC第1節でザンビア女子代表と対戦し、5-0で勝利した。
12年ぶりのW杯制覇を目指すなでしこジャパンは、立ち上がりからペースを握ると、43分に宮澤ひなたのゴールで先制。1-0で試合を折り返すと、55分に田中美南がW杯初ゴールを記録してリードを広げる。さらに終盤にかけて攻勢に出続け、宮澤の2ゴール目、遠藤純が加点すると、試合終了間際に植木理子もPKでネットを揺らし、5-0で快勝した。
『FIFA』の試合スタッツでは、なでしこは枠内10本を含む合計26本のシュートを記録。一方でザンビアの枠内だけでなく枠外のシュートも含めて「0」に抑える“完全試合”を達成した。
また、相手ファイナルサードへの侵入回数は日本の「48」に対して、ザンビアは「13」。パスの成功本数では日本が「507本」を記録した一方、ザンビアは「327本」となった。クロス数は日本の「31本」に対してザンビアは「5本」にとどまった。
内容でも圧倒した中、チームを率いる池田太監督は試合後、「高い集中力をもって戦ってくれました。ザンビアも勢いがあったので、この初戦が重要になると考えていました。狙いをもちながら、相手の変化や前線のスピードある選手へ集中力をもって対応できました。また移動を含むコスタリカ戦へしっかり準備したいです」と満足感を強調し、連勝を見据えた。
完璧な形で白星スタートを切ったなでしこジャパン。26日に行われる第2節ではコスタリカ女子代表と対戦する。
