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後半から出場のカラフィオーリが決勝弾!アーセナルがウルブスとの10人対10人の激闘を制す

現地時間25日、イングランド・プレミアリーグは第23節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルは敵地モリニュー・スタジアムでウォルヴァーハンプトンと対戦した。

リーグでは12試合負けがないアーセナル。取りこぼしなく首位のリヴァプールにプレッシャーをかけたいところだが、立ち上がりからウルブスのカウンターに手を焼く。

10分、カウンターからセメドの右クロスをゴール前に走り込んだサラビアがダイレクトボレーで捉えるも、これはゴール上へと外れた。

肝を冷やしたアーセナルの決定機は20分、トロサールが左サイドから右足で入れたクロスを、ゴール前のハヴァーツが頭で合わせる。しかし、これはゴール右へとわずかに外れた。

さらに24分には、カウンターからトロサールが入れた左クロスをゴール前に走り込んだハヴァーツが頭で合わせる。しかし、この決定機はGKジョゼ・サが残した足に当たってしまい、決めきることができない。

ウルブスは29分にラーセンが足を痛めてプレー続行不可となり、ファン・ヒチャンとの負傷交代を余儀なくされるなど苦しい展開が続くが、43分に戦況が一変。カウンターに出ようとしたドハーティをファールで止めたルイス=スケリーが一発退場となり、アーセナルは10人での戦いを余儀なくされた。

後半、10人のアーセナルはヌワネリに代えてカラフィオーリを投入。数的優位を得ているウルブスが攻勢に出るが、63分のクーニャのシュートはGKラヤが横っ飛びではじく。さらにこの右CKのこぼれ球をクーニャが押し込むも、ゴール右へとわずかに外れた。

なかなか数的優位の状況を生かすことができないウルブスは70分、ジョアン・ゴメスがティンバーの足を踏んでしまい、2枚目のイエローカードを受けて退場。数的優位を生かせないまま、10人対10人の数的同数となった。

すると74分、ペナルティーエリア右からマルティネッリが左足で入れたクロスはセメドに頭でクリアされるも、このこぼれ球をエリア内左で拾ったカラフィオーリが左足ダイレクトでゴール右へと流し込み、アーセナルが均衡を破った。

先制を許したウルブスはベルガルド、ゲデス、ドイルを投入。アーセナルもマルティネッリに代えてティアニーを投入し逃げ切りを図る。アディショナルタイムの5分間でもウルブスにゴールを許さなかったアーセナルが、10人対10人の激闘を制した。

■試合結果

ウォルヴァーハンプトン 0-1 アーセナル

■得点者

アーセナル:カラフィオーリ(74分)

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