去就が不透明となっているブレントフォードFWヨアヌ・ウィサは、クラブとの関係が悪化しているようだ。
2021年にブレントフォードへと加入し、これまで公式戦149試合で49ゴール13アシストを記録してきたウィサ。しかし今夏の移籍市場で去就に注目が集まっており、17日のプレミアリーグ開幕戦(vsノッティンガム・フォレスト:1-3)もメンバー外となっていた。
そんな28歳のコンゴ代表FWだが、クラブとの関係が悪化している模様。イギリス『BBC』によると、ウィサは今夏ニューカッスルへの移籍を熱望しており、自身の『インスタグラム』からブレントフォード関連の投稿をすべて削除したようだ。
同メディアによると、ウィサはニューカッスルからのオファーを受け、今夏ポルトガルで行われたプレシーズンキャンプから早期離脱。ニューカッスルへの移籍を認めなければ、今後ブレントフォードでの練習や試合に参加しないと警告していたという。その後関係はやや改善し、ニューカッスル移籍を希望しながらも、全体練習には復帰。選手サイドは、ブレントフォードが後任選手を獲得すれば移籍を承認すると考えていたようだ。
そしてブレントフォードは先日、ボーンマスからFWダンゴ・ワッタラの獲得を発表。これによりウィサ側は今週にもニューカッスルへの移籍が認められると期待していたが、ブレントフォード側は未だ放出を躊躇しているとのこと。当初設定していた4000万ポンド(約80億円)を上回る6000万ポンド(約120億円)の移籍金を要求しているようだ。この結果、選手とクラブの関係が悪化。ウィサがSNSからクラブ関連の投稿をすべて削除するまで至ったと伝えられている。
なお『BBC』は、ウィサに対してトッテナムも関心を示しているものの、現状ではニューカッスルが争奪戦をリードしていると指摘。しかし、ブレントフォードが今夏の移籍市場で売却を認めるかはまだわからないとも伝えた。今後の動向に注目が集まっている。
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