ボクシング界で注目を集める“日本人頂上決戦”、井上尚弥vs中谷潤人の実現が現実味を帯びてきた。
本記事では、井上尚弥vs中谷潤人の開催時期・階級を予想する。
井上尚弥vs中谷潤人の予想試合日は?
4階級制覇王者として世界の頂点に君臨するモンスター・井上尚弥と、2階級制覇を果たした新世代の技巧派・中谷潤人、ボクシング界を代表する2人の王者が拳を交える日は、2026年5月になる可能性が高まっている。舞台は“聖地”東京ドーム。2025年3月の年間表彰式では、井上が壇上で「1年後、東京ドームでやろう」と呼びかけ、中谷も即座に応じたことで、その構想が一気に現実味を帯び始めた。
さらに、井上のマネージャーである大橋会長も、2025年5月の試合後に「来年5月ぐらいにやりたい」と公言。両陣営の合意と明確な時期の提示により、ビッグマッチ実現への機運は一層高まっている。
日本ボクシング史に残る歴史的一戦が、満員の東京ドームでゴングを迎える日はそう遠くないかもしれない。
井上尚弥vs中谷潤人が行われる場合の階級は?
井上尚弥と中谷潤人の夢の対決が実現するのであれば、舞台はスーパーバンタム級(55.34kg以下)になる見通しだ。現在、井上はこの階級で4団体統一を達成し、適正体重として安定した強さを見せている。一方の中谷は、現バンタム級(53.52kg以下)のWBC・IBF統一王者だが、「井上選手とやるには上げるしかない」と自ら語るように、すでにスーパーバンタム級転向を視野に入れている。
実際、身長172cm・リーチ170cmとサイズ面ではスーパーバンタム級でも通用するフィジカルを備えており、階級アップへの準備は進んでいる模様だ。バンタム級の2団体王座を返上する意向も明かされており、今後の動向が注目される。
なお、両者の体重差はおよそ1.8kgで、中間の契約体重(キャッチウェイト)を提案する声も一部にはあるが、大勢としてはスーパーバンタム級での対戦が既定路線。中谷がこの階級で一戦を挟み、コンディションを整えたうえでのビッグマッチが有力と見られている。
井上尚弥と中谷潤人|それぞれの戦績と特徴は?
世界のトップに君臨する井上尚弥と、その背中を猛追する中谷潤人。両者は無敗のまま世界王者に君臨し、それぞれが異なる階級で圧倒的な実績を積み上げてきた。そんな2人が拳を交えるとなれば、まさに“日本ボクシング界の頂上決戦”と言える。
まず、井上尚弥は現在スーパーバンタム級(55.34kg以下)の4団体統一王者。WBA、WBC、IBF、WBOの主要ベルトを全て手中に収め、史上屈指の実力者として世界中から称賛を浴びている。プロ戦績は30戦30勝(27KO)と無敗を維持し、KO率は90%前後という驚異的な数字を誇る。これまでにライトフライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級で世界王座を獲得しており、アジア人として初の2階級で4団体統一を果たした。スピード、パワー、テクニック、戦略眼のすべてが揃った“モンスター”は、パウンド・フォー・パウンドでも世界2位にランクインしており、まさに日本ボクシング史上最高傑作と呼ぶにふさわしい存在だ。
一方の中谷潤人は現在バンタム級(53.52kg以下)でWBC・IBFの2団体統一王者として君臨しており、31戦31勝(24KO)とこちらも無敗のまま快進撃を続けている。フライ級、スーパーフライ級、バンタム級で3階級制覇を達成。冷静な試合運びと隙を逃さない決定力、そして精密なアウトボクシングに加え、172cmの長身と170cmのリーチを活かした独特の距離感と角度からのパンチが武器だ。米国での修行経験に裏打ちされたメンタルの強さも特徴で、リング誌のパウンド・フォー・パウンドでは7位にランクインしている。
井上尚弥の次戦はいつ?
スーパーバンタム級4団体統一王者として世界のトップに君臨する井上尚弥が、年末に向けて再び大舞台へ挑む。直近で最も確定している次戦は、2025年12月27日(土)にサウジアラビア・リヤドで行われる防衛戦だ。世界的スポーツイベントとして注目を集める「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」にて、井上はメキシコの強打者アラン・ピカソと拳を交える。
ピカソはWBCスーパーバンタム級2位の実力者で、攻撃力と勢いを兼ね備えた若き挑戦者だ。井上にとっては、4団体統一王座の防衛とともに、今後のキャリアの方向性を占ううえでも重要な試合になる。サウジアラビアが主導する大型興行のメインイベントに立つことは、世界的スターとしての存在感を一段と強める意味も持つ。
また、このイベントには井上の階級転向後の最大ライバル候補と目される中谷潤人が参戦。スーパーバンタム級での適性を示すため、セバスチャン・ヘルナンデスとの試合に臨む。年末のリングで両者がそれぞれ勝利を収めれば、2026年に向けて待望の“日本人頂上決戦”が現実味を帯びてくる。
まずはアラン・ピカソ戦でしっかりと防衛を果たし、スーパーバンタム級の絶対王者として次のビッグマッチへと駒を進めたいところだ。
井上尚弥vsアラン・ピカソの視聴方法は?無料で見れる?
スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が年末のリングで迎える相手は、メキシコのアラン・ピカソだ。世界的イベント「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」のメインを務めるこの試合は、サウジアラビア・リヤドのモハメド・アブド・アリーナで開催され、日本国内でライブ視聴できるのは映像配信サービス『Lemino』のみとなる。
地上波やBS、民放各局に加えて、Amazon、WOWOW、DAZN、U-NEXTといった他の配信サービスでも中継の予定はなく、日本でリアルタイム観戦する手段はLeminoのペイ・パー・ビュー(PPV)に限られる。料金は事前購入で4,950円(税込)、試合当日は5,500円(税込)。生配信に加えて、2026年1月3日(土)23:59まで視聴できる見逃し配信もセットになっている。
PPVはLeminoプレミアムへ加入していなくても購入可能だが、プレミアム会員なら井上のこれまでの世界戦や特集コンテンツが見放題となり、試合前後のチェックに最適だ。初回31日間は無料で利用できるため、試合前の短期利用にも向いている。
さらにプレミアム会員を対象に、PPV購入者へdポイント1,000ポイントを還元するキャンペーンも実施中。少ない負担で楽しめるのも利点だ。一方、NTTドコモの一部料金プラン(ドコモMAX/ドコモポイ活MAXなど)に加入している利用者は、Lemino内で対象PPVが自動的に「購入済」と表示され、追加料金なしで視聴できる仕組みになっている。
配信は日本時間12月27日(土)19:00頃からスタート予定。サウジアラビアとの時差により、井上vsピカソのメインイベントは27日深夜から28日(日)未明(00:00~01:00頃)のゴングが見込まれる。興行が長時間にわたることが想定されるため、視聴環境の事前準備も欠かせない。
| チケット種類 | 料金(税込) | 購入期限 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 事前チケット | 4,950円 | 12/26(金)23:59まで | 生配信+見逃し配信付き |
| 当日チケット | 5,500円 | 12/27(土)イベント開始まで | 生配信+見逃し配信付き |
| 見逃し配信 | PPV購入者は無料 | ~2026/1/3(土)23:59 | 視聴期限内は何度でも再生可能 |
| 対象ドコモユーザー | 0円 | 自動的に「購入済」表示 | ドコモMAX/ポイ活MAXなど |
| Leminoプレミアム | 月額990円 | 初回31日間無料 | PPV購入でdポイント1,000pt還元 |
※開始時間・内容は変更となる可能性あり
※利用のインターネット回線や端末、サービスの混雑状況によっては高画質とならない場合あり
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※配信情報は2025年11月28日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。


