2025年9月10日(水)に、iPhoneの新作「iPhone17シリーズ」が発表された。
本記事では、iPhone17とPhone 16の違いやスペック・価格を比較している。
iPhone 17の予約開始日・発売日は?
Appleの最新モデル「iPhone 17」シリーズは、2025年9月10日(水) 午前2時(日本時間)に開催された「Awe Dropping」で発表。iPhone 17シリーズの全ラインナップが披露された。販売スケジュールは、2025年9月12日(金) 21時より予約受付が開始され、2025年9月19日(金)に発売される。
この流れは「発表→予約→発売」というAppleの定番スケジュールを踏襲しており、特にPro Maxや新モデルのAirは発売直後から品薄状態が続くことが予想される。
| 発表日 | 2025年9月10日(水) 午前2時 |
|---|---|
| 予約開始日 | 2025年9月12日(金) 午後21時 |
| 発売日 | 2025年9月19日(金) |
※すべて日本時間。
iPhone 17とiPhone 16の違いは?進化したスペックを徹底比較
①処理性能
最新のiPhone 17シリーズは、前世代のiPhone 16シリーズからあらゆる面で進化を遂げている。まず大きな違いはプロセッサだ。iPhone 17 Pro、Pro Max、そして新たに登場したAirにはA19 Proチップが搭載され、無印モデルにはA19が採用された。これに対してiPhone 16シリーズはPro系にA18 Pro、その他にA18を搭載しており、性能や電力効率の面で世代間の差は歴然となっている。
GPU性能でも進化が見られる。iPhone 17 ProとPro MaxはNeural Acceleratorを搭載した6コアGPUを採用し、Airと無印モデルも5コアGPUを備えている。これに対してiPhone 16シリーズはPro系が同じく6コアGPU、無印やPlusが5コア、さらに16eは4コアGPUと世代ごとに性能差がはっきり分かれていた。
②カメラ性能
カメラ性能は特に注目すべきポイントだ。iPhone 17シリーズでは全モデルに18MPのセンターフレームフロントカメラが搭載され、タップズームやAIによるフレーム調整、デュアルキャプチャ、強力な手ぶれ補正など新機能が充実している。これに対し、iPhone 16シリーズは12MPのTrueDepthカメラにとどまっており、画質や機能性の面で大きな差がある。
③充電性能
充電性能においてもiPhone 17は優位だ。MagSafeワイヤレス充電はProや無印、Pro Maxで最大25W、Airは20Wに対応し、より高速な充電が可能となった。一方、iPhone 16ではPro系が25W、無印やPlusが22W、16eはQiによる7.5Wにとどまり、世代間の違いは明らかだ。
④通信方式・データ転送速度
さらに通信方式でも大きな変化がある。iPhone 17シリーズは全モデルで物理SIMを廃止し、デュアルeSIM専用に完全移行した。iPhone 16シリーズが物理SIMとeSIMを併用可能だったことを考えると、ユーザー体験の変化は大きい。また、Wi-FiとBluetoothの規格も刷新され、iPhone 17は全モデルでWi-Fi 7とBluetooth 6に対応。これにより、iPhone 16シリーズのWi-Fi 6EやBluetooth 5.3と比べ、より高速かつ安定した接続が可能になっている。
最後にUSBデータ転送速度の違いも無視できない。iPhone 17 Pro、Pro Max、AirはUSB-CポートでUSB 3に対応し、最大20倍速いデータ転送が可能となった。無印モデルは引き続きUSB 2対応だが、それでも全体の進化は顕著だ。対してiPhone 16はPro系のみUSB 3に対応し、その他はUSB 2にとどまっていた。こうした細かな改良の積み重ねにより、iPhone 17シリーズは性能、使い勝手、将来性のすべてで16シリーズを超えるモデルに仕上がっている。
iPhone 17とiPhone 16のスペック比較表
| 項目 | iPhone 16シリーズ | iPhone 17シリーズ |
|---|---|---|
| チップ | A18 / A18 Pro | A19 / A19 Pro |
| GPU | Pro系: 6コアGPU 無印/Plus: 5コアGPU 16e: 4コアGPU | Pro/Pro Max: 6コアGPU(Neural Accelerator搭載) 無印/Air: 5コアGPU |
| フロントカメラ | 12MP TrueDepthカメラ | 18MP センターフレームフロントカメラ |
| 背面カメラ | Pro系: 広角・超広角48MP+望遠12MP | Pro系: 広角・超広角・望遠すべて48MP Air: シングル48MPカメラ |
| 充電性能 | Pro系: 最大25W 無印/Plus: 最大22W 16e: Qi 7.5W | Pro/Pro Max/無印: 最大25W Air: 最大20W |
| SIM対応 | デュアルSIM(nano-SIM+eSIM)またはデュアルeSIM | デュアルeSIM専用 (物理SIM非対応) |
| Wi-Fi規格 | Pro/無印/Plus: Wi-Fi 7 16e: Wi-Fi 6 | 全モデルWi-Fi 7対応 |
| Bluetooth規格 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 6 |
| USBデータ転送 | Pro系: USB 3対応 その他: USB 2 | Pro/Pro Max/Air: USB 3対応 無印: USB 2 |
iPhone 17シリーズとiPhone 16シリーズの価格比較
iPhone 17シリーズは、前世代のiPhone 16シリーズと比較して全体的に価格が上昇している。背景には、円安や輸入コストの増加、新モデル「Air」の投入といった要素が影響しているとされる。特にAirは、これまでの「Plus」に代わる薄型・軽量モデルとして登場し、そのコンセプトに伴うコストが価格に反映されている。
| モデル | iPhone 16シリーズの価格 | iPhone 17シリーズの価格 |
|---|---|---|
| 無印 | 約112,000円〜約129,800円 | 129,800円〜 |
| Air / Plus | 約124,800円〜約142,800円 (Plus) | 159,800円 (Air) |
| Pro | 約142,800円〜約159,800円 | 179,800円~ |
| Pro Max | 約174,800円〜約189,800円 | 194,800円~ |
iPhone 17はどんな人におすすめ?
iPhone 17シリーズは、従来モデルから大きく進化した点が多く、自分の利用スタイルに合わせて選びやすいラインナップが揃っている。特に「Air」の新設やProモデルのカメラ刷新など、ユーザー層ごとに最適なモデルが分かれるのが特徴だ。
スタンダードなiPhone 17
無印のiPhone 17は、普段使いで快適にスマホを楽しみたい人におすすめだ。6.3インチへの画面拡大と120Hzリフレッシュレート対応で、SNSや動画視聴も滑らかに。最新のA19チップ搭載により、ゲームやマルチタスクも安定してこなせる。価格もProシリーズに比べて抑えられており、バランスの取れた選択肢といえる。
軽さと携帯性を求めるならiPhone Air
史上最薄・最軽量となるiPhone 17 Airは、常にスマホを持ち歩く人や、軽快な操作性を重視する人にぴったり。約145g前後の軽さで、手の小さい人や長時間スマホを操作する人でも疲れにくい設計だ。カメラ構成はシンプルだが、軽さと携帯性を優先するユーザーには理想的な1台になるだろう。
カメラ重視派に最適なiPhone 17 Pro / Pro Max
写真や動画のクオリティを最優先する人にはProモデルがおすすめだ。背面の全レンズが48MP化され、望遠は最大8倍光学ズームに対応。さらに8K動画撮影やデュアル動画撮影にも期待が高まる。Pro Maxは5,000mAh超の大容量バッテリーを備え、長時間撮影や出張・旅行でも安心して使える。
ハイパフォーマンスを求めるユーザー
重いアプリを日常的に利用する人や、モバイル端末で本格的に作業をしたい人には、ProシリーズのA19 Proチップ+12GB RAMの組み合わせが理想的だ。ベイパーチャンバー冷却システムにより、高負荷時でもパフォーマンスが安定する点はクリエイターやゲーマーにとって大きなメリットとなる。

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