ウェストハムは26日、イタリア代表FWジャンルカ・スカマッカを獲得したことを発表した。
今夏の去就に大きな注目が集まっていたスカマッカ。イタリア代表FWに対しては、当初パリ・サンジェルマン(PSG)が獲得に動いていたが、サッスオーロの要求額に合わないことが複数メディアで報じられていた。そして、争奪戦はウェストハムが制している。
26日、ウェストハムはクラブ公式HPでスカマッカの獲得を発表。1年の延長オプションが付いた5年契約を結んだ。背番号は「7」に決定している。23歳FWは以下のように意気込みを語った。
「加入できて本当に興奮しているよ。この瞬間を長い間待っていた。プレミアリーグでプレーするのは夢だったんだ」
「ウェストハムは僕にとって完璧なチームだと思っている。僕を本当に欲しがってくれたし、監督と話してすぐに理解できた。プレーするのが待ちきれないよ。このシャツを着て何ができるのかをサポーターに見せたいんだ」
『The Athletic』によると、ウェストハムはサッスオーロと移籍金3050万ポンド(約50億円)で合意。さらに最大500万ポンド(約8億2000万円)のボーナス発生の可能性や、将来的な売却額の10%を支払うことになるようだ。
昨季はセリエA36試合で16ゴールを挙げ、イタリア代表でも存在感を強めるスカマッカ。昨季はトップ4争いを繰り広げたウェストハムを上位に導けるだろうか。


