ウェストハム・ユナイテッドは1日、なでしこジャパンDF遠藤優の獲得を発表した。
ユース時代から過ごす浦和レッズレディースで2016年にファーストチームデビューを飾った遠藤。直近の2シーズンはチームの主力としてリーグ戦全試合に出場して、WEリーグ連覇や2023年AFC女子クラブ選手権制覇などに貢献した。また、2024年10月にはなでしこジャパンとしてもデビューし、ここまで2キャップを誇る。
しかし今夏、遠藤は海外移籍の準備のために浦和レッズレディースから離脱。1カ月以上経過した1日、日本女子代表FW植木理子が所属するイングランド1部ウィメンズ・スーパーリーグのウェストハムに加入することが決まった。クラブは公式ウェブサイトの中で「27歳の選手は2番を着用し、クラブとの2年契約にサインした」と発表した。
また、遠藤はインタビューの中で、「ウェストハムに加入できてとてもうれしい気持ちと、このチームで私の出せる最大限を出したいという気持ちでいっぱいです」と抱負を語り、移籍を決めた理由について続けた。
「このクラブで私がどれぐらい試せるのかをチャレンジしたかったですし、サッカーと言えばイングランドなので、この国でどれだけ通用するのかを試してみたかったので、このチームに移籍しました。日本人の選手が何人かいたということで、その中で私がどれぐらい輝けるのかというのを今からすごく楽しみにしています」
また、レハン・スキナー監督は「ユウは賢く、テクニックがあり、ボールを持てるサイドバックで、彼女はディフェンスラインに異なる選択肢をもたらしてくれるはずだ。日本のクラブで長期間過ごしたことから、彼女の経験が東ロンドンでの活躍と世界最高のリーグでプレーする上での確固たる基盤になると確信している」と期待を寄せた。




