元ドルトムントFWアドリアン・ラモスが、『Goal』のインタビューで恩師トーマス・トゥヘル監督について語った。
ユルゲン・クロップ監督の後任として、2015年からドルトムントの指揮を執ったトゥヘル監督。若手選手の積極登用などで結果を残し、2016-17シーズンにはDFBポカール優勝に導いたが、上層部や一部選手との確執で2017年夏に退任。その後パリ・サンジェルマンでも多くのタイトルをもたらしたが、再び上層部らとの関係悪化によって退任することとなっている。
今年1月に就任したチェルシーでもドイツ人指揮官のスタイルは度々話題となっているが、2015年~2017年にドルトムントで指導を受けたA・ラモスが言及。「すぐに怒鳴るし、時には手厳しいことも言う」とし、自身はファンであるものの、好まない人間もいることを明かしている。
「トーマスはフットボールに夢中になっていて、特に戦術的な観点から選手にきわめてハイレベルな要求をするんだ。この要求に応えられない選手は問題がある。すぐに怒鳴る時もあるし、時には手厳しいこともはっきりと言う」
「残念ながら、このビジネスでは誰かが踏みにじられることが当たり前に起こる。だが、トーマスが誰かを個人的に攻撃していると感じたことは全くない」
「私は彼のスタイルで上手くやっていけた。そうでない選手もいるだろう。そして1つ言えるのは、もし僕がいつか監督になったとしても、トーマスのように怒鳴ることはないってことだね!」
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