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マンチェスター・U、下位に沈むWBA相手に勝ち切れず…2試合連続ドローで足踏み

現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第24節が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地ザ・ホーソンズでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦した。

昨シーズンからアウェーゲームでは18試合連続無敗というクラブ記録を樹立するなど敵地で強さを発揮するユナイテッド。快進撃を続ける首位マンチェスター・シティを追撃する上でも絶対に勝ち点を落とせない一戦だが、開始早々に出鼻をくじかれてしまう。

開始わずか1分30秒、右サイドからギャラガーが上げたクロスを、ゴール前でリンデロフに競り勝ったディアニュが頭で合わせる。これがゴール右へと決まり、あっという間にWBAが先制する。

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早くも追いかける展開となったユナイテッドはボールを保持するものの、WBAの堅固な守備ブロックを崩せず、逆にカウンターを受けてしまう。WBAは引いて守る場面と前からプレスに行く場面とを上手く使い分け、ユナイテッドを苦しめる。

27分には、タウンゼントの左クロスをスノッドグラスが頭で合わせると、GKデ・ヘアがかろうじて触ってCKへと逃れた。

攻勢を続けるユナイテッドだが、WBA守備陣を崩せず、シュートチャンスをほとんど作れないまま前半も終盤へ。すると迎えた44分、左サイドを抜けたショーのクロスを、ゴール前のブルーノ・フェルナンデスが左足ボレーで捉える。これがゴール左へと決まり、ユナイテッドがようやく同点に追いつく。

さらに前半終了間際には、WBAのCKのチャンスをしのいでカウンターに出たところで前半終了の笛が鳴り、チャンスを潰されたユナイテッドの選手たちは主審に対して不満を爆発させた。

後半は逆転を狙うユナイテッドがWBAゴールへと迫る。61分には、右サイドからのFKに反応したマグワイアがエリア内で倒され、主審はPKを宣告。しかしVARの結果、ジャッジはノーファールに覆った。

決め手を欠くユナイテッドは66分にマルシャルを下げてグリーンウッドを投入。しかし77分に決定機を作り出したのはWBA。ロングパスに反応したディアニュが先に体を入れたマグワイアからボールを奪い、GKデ・ヘアと1対1に。しかし、このシュートはデ・ヘアが足でブロックし、こぼれ球をディアニュが頭で押し込もうとするも、再びデ・ヘアが防いでピンチをしのぐ。

79分にフレッジを下げてファン・デ・ベークを投入したユナイテッドだが、依然としてゴール前を固めるWBAの守備陣を攻略できず。逆に88分には、カウンターから右アーリークロスをゴール前のディアニュが合わせる。しかし、この決定機をゴール上へと外してしまい、勝ち越しのチャンスを逸してしまう。

アディショナルタイムの5分間も、攻め続けたユナイテッドだが、ショーの左クロスをマグワイアが頭で合わせるもGKジョンストンがわずかに触って右のポストを直撃。WBAから逆転ゴールを奪うことはできず、2試合連続のドローで足踏みしたユナイテッドはレスター・シティに勝ち点で並ばれる結果となった。

■試合結果
WBA 1-1 マンチェスター・U

■得点者
WBA:ディアニュ(2分)
マンチェスター・U:B・フェルナンデス(44分)

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