Kieran Tierney Arsenal 2020-21Getty

アーセナル、今季初の3連勝!ティアニーの今季初ゴールなどでWBAを4発粉砕

現地時間2日、イングランド・プレミアリーグは第17節が行われ、アーセナルは敵地ザ・ホーソンズでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦した。

サカ、マルティネッリ、スミス・ロウの若手起用が当たり、連勝で2020年を終えたアーセナル。初の3連勝が懸かった2021年の初陣は雪が降りしきる難しいピッチコンディションの中、マルティネッリをベンチに置いて1トップにラカゼット、左にオーバメヤンを配置した。

立ち上がりから攻勢に出たのはアーセナル。開始わずか3分、オーバメヤンの右クロスのこぼれ球をベジェリンが押し込むもGKジョンストンが足でブロック。さらに10分には、右サイドのサカが仕掛けて右足でシュートを放つもGKジョンストンの正面。16分にはペナルティーエリア右からのサカのクロスがGKとDFの間を通り、ファーポストにはオーバメヤンが滑り込むもあと一歩届かない。

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サカの右サイドを中心にチャンスを作り出すアーセナルに対し、守勢の続いていたWBAは21分、カウンターからペレイラの浮き球パスに抜け出したフィリップスがエリア内右からボレーで捉える。しかし、これはGKレノが正面ではじき返した。

ピンチの後にはチャンスあり。23分、ペナルティーエリア左でサイドチェンジを受けたティアニーがカットインして右足を振り抜くと、対峙したファーロングのブロックも及ばず、ゴール右へと決まってアーセナルが先制する。

ティアニーの初ゴールで先制したアーセナルは続く28分、ベジェリンからの横パスを受けたスミス・ロウがダイレクトでサカに預け、サカは中央のラカゼットへ。ラカゼットがダイレクトでエリア内右にパスを出すと、走り込んだスミス・ロウがゴール前に折り返し、最後はサカが難なく押し込んでアーセナルがあっさりと追加点を奪った。

アーセナルが2点をリードして迎えた後半、ピッチには雪が降り積もり、繊細なボールタッチが要求される状況の中、追いかけるWBAが先に仕掛ける。47分、ロングパスに抜け出したペレイラのシュートはポストを叩き、こぼれ球をカラム・ロビンソンが押し込みネットを揺らすも、ペレイラがオフサイドの判定でノーゴールとなった。

リードしているアーセナルは54分、ベジェリンに代えてメイトランド=ナイルズを投入。すると60分、ペナルティーエリア右でボールを受けたサカが縦に仕掛けて折り返すと、アジャイのクリアミスがポストを叩き、こぼれ球をスミス・ロウがボレーで押し込む。これはアジャイが体でブロックするが、最後はラカゼットが押し込んでアーセナルが3-0とリードを広げた。ラカゼットはこれで3試合連続ゴール。

さらに64分には、カウンターからペナルティーエリア左で受けたティアニーのクロスを、ゴール前でフリーとなっていたラカゼットが合わせて4点目。アーセナルが試合を決定付ける。

4点リードのアーセナルは71分にサカを下げてウィリアン、77分にスミス・ロウを下げてウィロックを投入し交代枠を使い切る。あとは主将のオーバメヤンにゴールが欲しいところだが、81分に左足で放ったシュートはGKジョンストンの正面。82分にはラカゼットの折り返しに滑り込むもわずかに届かない。

雪が止み、ピッチの積雪も解けた終盤、余裕を感じさせる試合運びを見せたアーセナルがWBAの反撃をゼロに抑え、今季初の3連勝を飾った。

■試合結果
WBA 0-4 アーセナル

■得点者
WBA:なし
アーセナル:ティアニー(23分)、サカ(28分)、ラカゼット(60分、64分)

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