シュトゥットガルトMF遠藤航が、ブンデスリーガ1部残留に喜びを爆発させた。
最終節を前に16位と、入れ替え戦圏内に低迷していたシュトゥットガルト。残留のためには勝利が必須だった最終節では、ホームでケルンと対戦した。11分に得たPKは失敗したものの、直後のCKから先制点を手に。それでも59分に同点弾を決められ、苦しい状況に追い込まれた。しかし、後半アディショナルタイムにドラマが。CKから伊藤洋輝がニアでフリックすると、ファーに飛び込んだ遠藤が頭で押し込んだ。主将の劇的な決勝点で、シュトゥットガルトが2-1で勝利を収めている。
そして15位ヘルタ・ベルリンはドルトムントに1-2と敗戦。この結果、最終節で順位が入れ替わり、シュトゥットガルトが15位で劇的な残留を決めている。
今シーズンから主将に就任し、残留を決める今季4ゴール目を奪った遠藤。最終節のヒーローは試合後、自身のSNSを更新。ドイツ語で「終わり良ければすべて良し」としつつ、英語で以下のようにファンへ感謝を述べた。
「今シーズンも素晴らしいサポートありがとうございました! 本当に大変なシーズンでしたが、僕らはブンデスリーガ(1部)に残留します」
なお最終節の結果、16位のヘルタが入れ替え戦に出場。奥川雅也が所属するビーレフェルトは17位で、2部降格となった。




