Wataru Endo Stuttgart 05212023(C)Getty Images

ドイツで驚異的なスタッツ残す遠藤航、リヴァプール移籍に現地記者も期待大!「正真正銘の戦士」

リヴァプールへの移籍が迫る日本代表MF遠藤航に対し、現地記者は活躍を確信しているようだ。

今夏の移籍市場では、アレクシス・マクアリスターやドミニク・ジョボスライの獲得に成功したリヴァプール。しかし相次いで主力が退団したため、さらなる中盤補強が必須に。だが狙っていたとされるモイセス・カイセド、ロメオ・ラヴィアはいずれもチェルシーとの争奪戦に敗れたと伝えられている。

そして16日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者や『The Athletic』などは、リヴァプールが遠藤の獲得に迫っていると一斉に報道。シュトゥットガルトへ支払う移籍金は1800万ユーロ(約29億円)前後となり、すでに選手は移籍完了のために渡航許可を与えられたという。

そんな遠藤だが、ブンデスリーガ1部初挑戦から過去3シーズンで残したスタッツが話題に。イギリス『Squawka』によると、リーグのミッドフィルダーにおいて、ディフェンシブサードでのボール奪取(254)、空中戦勝利数(219)、クリア数(175)が最多に。タッチ数(6511)、パス成功数(3940)、ミドルサードでのボール奪取(404)、タックル数(208)は2位となっているようだ。

ドイツで確かな結果を残してきた遠藤に対し、現地記者の期待値も高い模様。リヴァプールとの交渉を最初に報じたファブリツィオ・ロマーノ記者は、「彼は非常に過小評価されている選手。シュトゥットガルトファンに聞いてみて……」と投稿した。さらに、ブンデスリーガ公式英語版や『UEFA.com』などでも活動するケヴィン・ハチャード氏は、「リヴァプールにとって素晴らしいことだ。正真正銘の戦士であり、リーダー。彼が大好きだ」とし、以下に続けた。

「過去2シーズン、低迷していたシュトゥットガルトを残留に導くために重要な役割を果たしてきた。倒れるまでタックルし、規律正しく、驚異的なエネルギーを持っている。今後2~3年は安泰だろう」

さらに『ガーディアン』などに寄稿するリヴァプール地元記者ベンス・ボシャク氏は、「遠藤航が大好きだ。ワールドカップでも素晴らしかった。リヴァプール第2のオプションとして、確実に補強になるだろう。中盤に豊富な経験とエネルギーをもたらすはずだ。(ジェームズ)ミルナーの代わりになれるだろう」と期待を込めている。

現地イギリスではファンから様々な反応が聞こえるものの、ドイツで残したスタッツやパフォーマンスから、記者の間では高く評価されているようだ。

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