リヴァプールMF遠藤航について、地元メディア『リヴァプール・エコー』は高く評価しているようだ。
昨季リヴァプールに加入し、公式戦43試合に出場してリーグカップ制覇に大きく貢献した遠藤。新たにアルネ・スロット監督を迎えた今季は先発出場の機会が激減したものの、プレミアリーグやチャンピオンズリーグではリードしている終盤に投入され、試合を締める役割を担う回数が増加している。迎えた1日の第24節ボーンマス戦でも、遠藤は88分にモハメド・サラーに代わって出場。短い出場時間だが、2-0の勝利に貢献した。
そんな日本代表キャプテンについて、『リヴァプール・エコー』はボーンマス戦の選手評価で以下のように表現している。
「新しいジェームズ・ミルナーだ」
ミルナーは、プレミアリーグ歴代2位となる通算637試合を誇る39歳。現在はブライトンでプレーしているものの、2015年~2023年まではリヴァプールでプレーした。同クラブで公式戦332試合に出場、豊富な経験とキャプテンシー、複数ポジションをこなすユーティリティ性でチームを支え、チャンピオンズリーグ優勝や悲願のプレミアリーグ制覇の立役者となっている。
『リヴァプール・エコー』は、遠藤がそんなレジェンドのようにチームへ安定感をもたらす存在だと賛辞を送っている。スロット監督も以前に「残り5分の出場でも全力を尽くしてくれる。それは特別なことだし、チームの重要な一員だ」と称賛していたが、現地では確かな評価を得ているようだ。




