wataru endo liverpool(C)Getty Images

遠藤航はリヴァプールで不可欠な存在へ?地元記者「アジア杯の不在を強く感じるはず」

リヴァプール地元メディア『リヴァプール・エコー』は、遠藤航の活躍に賛辞を送っている。

今年夏の移籍市場期限直前にリヴァプールへ加入した遠藤。当初は適応の問題からかベンチに座る機会が多かったものの、負傷者の影響もあって直近では公式戦6試合連続で先発出場を続けている。すると、先日のアーセナル戦(1-1)など好パフォーマンスを続けており、ユルゲン・クロップ監督や現地メディアからも称賛の声が集まっている。

そんな日本代表MFについて、『リヴァプール・エコー』のイアン・ドイル記者はアーセナル戦のパフォーマンスを分析。「両チームにはマンチェスター・シティからタイトルを奪還するという共通の計画があり、さらに守備的MFを補強するという共通のステップがあった。アーセナルがデクラン・ライス獲得に1億ポンドを投じた一方で、リヴァプールは前代未聞の形で遠藤航に目を向けたのだった」としつつ、以下のように続けた。

「ライスと30歳の遠藤を、育った環境も含めて直接比較するのは不公平だ。実際、遠藤はまだプレミアリーグで6試合目の先発を飾ったに過ぎない。しかし、出場するたびに成長を続けているのは確かだ」

「リヴァプールは序盤にアーセナルに圧倒されたが、遠藤は試合へ復帰するために不可欠な存在であった。彼のハイプレスがチームのテンポを動かし、相手チームを自陣へ押し返し始めるきっかけになったのだ。彼は戦術的なファールもいとわず、ハーフタイム直前にはガブリエウ・マルティネッリを止めて喜んでイエローカードを受け取った」

「リヴァプールでは、モハメド・サラーのアフリカ・ネイションズカップへの出場が目前に迫っていることが大きく注目されている。だが、アジアカップへ出場予定の遠藤の不在は、ますます強く感じることになるのだろう」

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