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遠藤航へリヴァプール地元記者らが期待を語る…ブライトン戦先発予想も出場なし「クロップには、もっと信頼してほしい」「順応しつつある」

リヴァプールの地元記者が、チームの中盤についてや遠藤航への期待を語っている。

夏の移籍市場終盤にリヴァプール移籍が決定した遠藤。合流直後にリーグデビューを飾るも、出場した3試合では退場者が出ている状況などもあり、完全フィットには至らず。それでも、カップ戦を中心に出場時間を伸ばし、リーグカップでは初アシストもマークした。

徐々に存在感を高める中、8日のプレミアリーグ第8節ブライトン戦では、現地各メディアが先発を予想。しかし、実際には90分間をベンチで見守ることに。試合は2-2のドロー決着となった。

『The Athletic』では、リヴァプールの番記者を務めるジェームズ・ピアース記者をはじめ、サイモン・ヒューズ記者とカオミム・オニール記者、アンディ・ジョーンズの4人がこれまでのシーズンを振り返る対談を企画。その中で「ユルゲン・クロップが解決しなければならない大きな問題」というテーマになり、アンカーである「6番」について討論された。

6番の役割についてピアース記者は「ブライトン戦の後にも書いたが、アレクシス・マクアリスターをあそこでプレーさせてもうまくいかない」と、ブライトン戦でアンカーを務めたマクアリスターを問題視。「彼はホールディングMFのスペシャリストではないし、それが表れている」と指摘し、「クロップには、まだリーグ戦で1試合しか先発していない遠藤航をもっと信頼してほしい」と遠藤への期待を語っている。

「チアゴとステファン・バイチェティッチがフィットすれば、そこでの選択肢も増えるだろう。マクアリスターは、より高度な中盤の一角でプレーする必要がある」

「マクアリスターはこのポジションに合わないし、遠藤は順応しつつある」と語ったのはジョーンズ記者。「ケガでチアゴやバイチェティッチがいないのも不利だ。可能性は低いが、ゴメスの調子を見れば、アレクサンダー=アーノルドをその役割に回す可能性はある(私はやらないが)」と言及した。

ヒューズ記者は「今のところ、誰がプレーしても、チームが前進するためのパスを出すことも、GKを守るためにディフェンスが必要とするカバーをすることもできない」と厳しく追及。

「格上の相手との対戦では、この問題を露呈させている。大まかに言えば、チームのパスの質も向上させる必要があると思う」

アンカーに限らず、オニール記者は「タレントが揃っているのだから、この若くて新しいルックの中盤に試合を完全に支配させること」と中盤へさらなる要求をし「例えば、マクアリスターは完璧にフィットしているが、リバプールは彼からもっと多くのことを引き出しているはずだ」との見解を示している。

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