急転直下の移籍報道はメディアにとっても驚きだったようだ。
海外の有力メディアや記者たちは現地時間16日の夜、リヴァプールが日本代表MF遠藤航の獲得に動いていると一斉に報道。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は選手が「キャリア最大のチャンス」と移籍を熱望していることを独占情報として取り上げ、大手『The Athletic』は移籍金1900万ユーロ(約30億円)で成立が間近に迫っているとも指摘していた。
交渉が報道されてから移籍が合意したと伝えられるまで、わずか数時間。まさに文字通りの電撃加入となりそうな遠藤のリヴァプール移籍については、ロマーノ記者も自身のSNSで「メディアにまったくリンクがない場合の最高のニュースだ」と、事前に情報をキャッチしていなかったことを明かし「情報を得たときは私も驚いた!」と驚愕の様子を見せた。
また、遠藤に対しては「彼は非常に過小評価されている選手。シュトゥットガルトのファンに聞いてみて…」とロマーノ記者は高く評価している。
遠藤のリヴァプール加入が決まることになると、指揮官であるユルゲン・クロップ監督にとっては3人目となる日本人選手に。
日本人選手を指揮している間にリーグ制覇を必ず成し遂げている(香川真司がドルトムント加入1年目でブンデスリーガ優勝&南野拓実がリヴァプール加入1年目でプレミアリーグ優勝)クロップ監督。昨季チャンピオンズリーグ出場権を逃すなど、不振に終わった状況から再起を図る今シーズン。遠藤の獲得が起爆剤となるかにも注目だ。


