ロナルド・クーマン氏が、オランダ代表新指揮官に就任した。
昨年ロシア・ワールドカップ欧州予選で敗退し、ディック・アドフォカート前監督が退任したオランダ代表。しばらく指揮官のポストは空席となっていたが、ようやくクーマン氏が就任することが決定した。
10月に成績不振でエヴァートンを解任されたクーマン氏は、2022年のW杯カタール大会までの契約を結んでいる。
2014年のブラジルW杯でベスト4進出に導いたルイ・ファン・ハール氏がマンチェスター・ユナイテッド指揮官に就任して以降、フース・ヒディンク氏、ダニー・ブリント氏、アドフォカート氏と3人が指揮を執ったオランダ代表。しかし、EURO2016予選で敗退すると、さらにロシア行きへの切符も逃すなど混迷が続いている。
是が非でもカタールW杯出場を狙うオランダは、同代表78キャップを誇るクーマン氏に再建を託すことに。なお、1997年から1998年まで同代表のアシスタントコーチを務めた経験を持つクーマンだが、代表指揮官就任は初めてのこととなる。
