イタリア代表主将のGKジャンルイジ・ブッフォンが9日、記者会見に出席し、意気込みを語った。
イタリアは10日、ソルナで行われるロシア・ワールドカップ欧州予選プレーオフ、スウェーデン戦ファーストレグに挑む。スウェーデンはグループリーグにおいてホームでフランスを下しており、決して侮れない相手となる。ブッフォンはW杯出場を目指し、気を引き締めた。
「明日の試合が良い結果に終われば大きな喜びをもたらすだろうが、逆のケースについては考えたくもない。スウェーデンはコンパクトでクオリティも高い。いつも自分たちのプレーができるチームで、リスペクトを忘れてはいけない。彼らに勝つためには自分たちが最高の試合をしなければならないと思う」
「スウェーデンとの2連戦になるので今回は特別だし、とても興奮している。自分たちだけではなく、相手も栄誉ある大会への切符を手に入れようとしている。イタリアは常連国だし、出場には特別な思いがある。連続出場が途絶えないように全力を尽くさなければならない」
またブッフォンはFWズラタン・イブラヒモビッチの不在により、スウェーデンの選手が自由にプレーできるようになったと指摘。警戒を緩めていない。
「チームはより責任感を持ってプレーするようになったと思う。すべてのプレーがイブラヒモビッチを経由していたが、今は選手たちが自由にいろんなプレーを見せている。イブラはたった一人で試合を勝利に導ける選手だった。いずれにせよスウェーデンが手強い相手であることに変わりはない」
DFレオナルド・ボヌッチは『FIFA.com』のインタビューにおいて「強豪国との2連戦は非常に難しい試合になるだろう。厳しい試合だと思うが、僕らはイタリア代表だ。W杯出場を逃すということはオプションにない」と述べ、本大会への出場を約束した。
