国際サッカー連盟(FIFA)は6日、昨年11月に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アフリカ最終予選の南アフリカ代表対セネガル代表で主審が不正な試合操作をしたとして、再試合を命じた。なお、再試合は11月中に行われる予定だ。
この試合の主審を務めたガーナ人のジョセフ・ランプティ氏は、前半にセネガルのカリドゥ・クリバリがペナルティーエリア内でハンドをしたとして南アフリカにPKを与えた。しかし、リプレイでは、ボールはクリバリの足にしか当たっておらず、この判定を受けてランプティ氏は、スポーツ仲裁裁判所から永久資格停止処分を下された。試合はこのPKを決めた南アフリカが2-1で勝利していた。
FIFAの声明によると「試合は2017年11月の国際時間枠内で行われる」と発表しており、9月14日に予定している大会組織委員会の会合で決定される見込みだ。
南アフリカサッカー協会(SAFA)は、この試合における不正行為を否定しているが、FIFAの報告書を検討して上訴するかどうかを決定するとみられている。
南アフリカとセネガルはアフリカ予選のグループDに所属しており、4試合を終えてセネガルは3位、南アフリカは最下位となっている。アフリカ予選は各グループの1位のみがW杯への出場権を獲得できる。




