2017-10-11-haiti©Getty Images

W杯を戦う日本代表にエールを送るハイチ指揮官「サポーターになりたい」

キリンチャレンジカップ2017で日本代表とハイチ代表が対戦し、3-3で引き分けた。

ハイチは立ち上がりに2失点を喫したが、そこから3ゴールを奪って逆転。後半アディショナルタイムに香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)に同点ゴールを許したものの、アウェイで収穫のある結果を残した。

試合前に「我々のチームは日本やヨーロッパの強豪に比べると、そこまでの力はない」と語っていたマルク・コラ監督は、「我々にとって非常に良い結果だった。1点のリードを守り切れずに選手は残念がっていましたが、私は満足しています」と選手の健闘を讃えた。

立ち上がりに2失点したことには「前半20分まで我々はプレーしていないような状況で、まるで観客のようだった」と厳しく指摘。しかし、試合を進める中で日本の選手たちが“デュエル”の部分を嫌がっていることを見抜き、「後半、よりアグレッシブにボールホルダーにプレスを掛けたら、それが機能していた」と回想。自身の指示を遂行し、逆転した選手たちを評価した。

満足気なコラ監督は、ホームでドローに終わった日本のことも高く評価。「日本は勝てなかったが、多くのチャンスを作っていた」と好印象だと語る。ただし、「試合はボールを支配したからといって勝つものではないことは証明できた。我々は(日本の)3分の1しかチャンスを作れなかったが、この結果は我々に決定力があったことの証明」と、暗に日本の決定力不足も指摘した。

「日本に特に大きな原因はない。日本は正しい道を歩んでいる。チャンスが多ければゴールも入る。日本は6〜7点入っていてもおかしくなかったが、我々は3点が精一杯だった。日本は3点以上を取ることができなかったが、そんなに心配することではないのではないか。日本がワールドカップに出場するときはサポーターになりたいと思う」と、W杯を戦う日本にエールを送った。

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