今冬の移籍市場で、パリ・サンジェルマンからの退団が有力視されているハビエル・マストーレは、インテル行きが間近となっているようだ。
パストーレは27日、現地記者の取材に応じ「今のところ、難しい状況にあるので自分の去就について明確なことは言えない」としつつ、出場機会増加のため退団する意向を明らかにしている。
「パリでの生活は快適だけど、もっとコンスタントにプレーできる環境を求めている。やっぱりロシア・ワールドカップに出場したいからね。そのために移籍は必要な選択だと思っているんだ」
「ただ、この決断は僕だけではどうにもならないし、クラブの了承を得る必要だってある。しばらくプレーしていなかったら、実際にアルゼンチン代表から呼ばれなかったし、今の僕にはピッチに立ち続けることが重要なんだ」
記者から、インテル行きのうわさについて問われると「実際にインテルからの打診はある。それに、僕の妻はイタリア人だし、セリエAに戻るのも一つの判断だね。何が起こるか分からないけど、数日後には合意に達していると思うよ」と語り、インテル行きが間近に迫っていると強調している。
1989年生まれ、現在28歳のパストーレはアルゼンチンのタジェレス育ちで、2009年に加入したセリエAのパレルモで評価を高め、11-12シーズンを前にパリSGに引き抜かれた。本人はインテル行き希望を公言しているだけに、6年半ぶりのセリエA復帰も時間の問題となっているようだ。




