kobe yoshida(C)Getty Images

開幕から1週間で3試合…神戸・吉田監督、2選手の負傷に「いる選手でやっていくしかない」

ヴィッセル神戸の吉田孝行監督は、浦和レッズ戦後にフラッシュインタビューに応じた。

昨季は明治安田J1リーグ連覇と天皇杯優勝を達成した神戸。王者として挑む今シーズン、8日にFUJIFILM SUPER CUP、11日にAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)とすでに2試合をこなした後、15日に浦和レッズとのJ1リーグ開幕戦に臨んだ。

しかし、試合序盤からFWマテウス・サヴィオを中心に浦和の決定機を許すと、さらに先発した酒井高徳、途中出場のジェアン・パトリッキが負傷交代。81分にはネットを揺らされたが、VARオンフィールドレビューでゴールは取り消されて判定に救われた。終盤は大迫勇也が決定機を作るも得点は生まれず、そのままスコアレスドローで試合を終えている。

そして試合後、吉田監督が『DAZN』のフラッシュインタビューに応じ、以下のように振り返った。

「結果的には仕方ないかなと思います。チャンスを多く作れたわけでもないですし、そこまで満足いくような内容ではなかったんですけど、ただ特に後半はみんなが戦う姿勢を見せてくれたんじゃないかなと思います」

「(試合の入りは)相手が思ったよりも出てこなかった中で、そこからどうするかは修正が必要でした。もう少し自分たちらしさというのを、球際の部分だったりは、もう少し出せたんじゃないかなと思います」

「(後半の修正は)単純にセカンドボールや一対一で負けちゃいけないということで、後半みんながそういう気持ちで臨んでくれたと思います」

「(酒井とパトリッキの負傷交代に)自分たちはいる選手でやっていくしかないと思います。この日程というのは決まっていることなので、自分たちは次の試合に向けて準備します」

「今日に関しては仕方なかったと思いますけど、ホームですし勝ち点3は取らないといけない。そこは次の課題ですが、1ポイントに持っていけたのもポジティブな結果かなと思います」

なお神戸は、18日にACLEで敵地での上海申花戦に挑んだ後、22日にはJ1第2節で名古屋グランパスと、26日には第3節で京都サンガF.C.と対戦する。

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