ViniciusGetty Images

渦中のヴィニシウス、自身を取り巻く環境に「耐えられず」?一方レアル・マドリーは指揮官を全面的に支持か

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、自身を取り巻く環境に嫌気が差しているようだ。

今季も公式戦13試合で5ゴール4アシストを記録し、チームの中心として活躍するヴィニシウス。先日のバルセロナ戦でも先発し、2-1の勝利に貢献した。しかしこの試合の72分に交代を告げられると、シャビ・アロンソ監督の判断に激昂。「いつも俺だ。もう俺はこのチームから出て行くぞ」と口にしながら、指揮官と挨拶もかわさずにロッカールームへと直行していた。

この25歳FWの行動はスペインだけでなく、フランス『レキップ』が「エル・クラシコでの素晴らしい勝利を影で覆い尽くした」と報じるなど、世界中で物議を醸すことに。『as』はこうした状況を「起きた出来事の重大さは試合そのものより大きくなっている。前例のない怒りだ」と指摘している。

そして、ヴィニシウス本人はこうした状況に嫌気が差している模様。レアル・マドリーでの扱いに加えて、自身に対する報道や人々の反応を「耐えられない」と感じており、この状況が続けば本当に退団することを否定していないようだ。『as』は、ヴィニシウスが交代時に放った発言は「虚勢ではなく、彼の心の内を表したもの」と指摘している。

その一方でレアル・マドリー内部では、ヴィニシウスの振る舞いは非常に不評であり、クラブはシャビ・アロンソ監督を全面的に支持しているとのこと。「マドリーはヴィニシウスの怒りに怒っている」とも伝えられている。

『as』は、契約が残り1年となる来夏のタイミングでヴィニシウスがレアル・マドリー退団を検討しているとも報じていたが、今後の動向に注目だ。

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