17日のラ・リーガ第20節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレバンテ戦を2-0で制した。アルバロ・アルベロア監督は試合後、大量のブーイングを浴びせられたFWヴィニシウス・ジュニオールを擁護している。
FWキリアン・エンバペ、DFラウール・アセンシオのゴールでレバンテを下したマドリー。しかしこの試合最大のハイライトは、観客が選手たちに対して特大のブーイングを浴びせたことだった。
観客はシャビ・アロンソ前監督の解任と国王杯ベスト16敗退を受けて、大量の指笛をピッチに注いだ。シャビ・アロンソ前監督に反発していたとされるMFジュード・ベリンガム、MFフェデ・バルベルデ、FWヴィニシウス・ジュニオールはボールを受ける度に批判され、とりわけヴィニシウスに対する指笛のボリュームは一際凄まじかった。
試合後会見に出席したアルベロア監督は、そんなヴィニシウスを擁護。同選手がチームにとって重要な存在であることを強調した。
「ヴィニシウスはここから復活できるか? 私は最高のヴィニシウスを手にするために努力をしていきたい。選手たちにはピッチ上で彼を探すように求めていくよ。彼には恐れがなく、意思の強さがあり、このクラブを全身全霊で守ってきた。均衡を崩せる選手としては、世界最高の一人だ。世界ナンバーワンでないとしたならね。彼はレアル・マドリーの選手がどういうものかを反映しているんだよ」
「ブーイングが全試合で行われるとは思わない。観客に対しては敬意を払うよ。その厳しい要求が選手たちのより良いプレーを引き出すのだからね。だがヴィニがここで成し遂げてきたことは、誰も忘れてくれるな。彼はチームを背負ってタイトルをもたらしてきたんだ。ヴィニは“私たちの一人”であり、これからもずっとそうあり続ける」
「ヴィニシウスの表情はブーイングの影響を受けていた? テレビを見る時間はなかった。なぜヴィニシウスが批判されるのか? この1週間は良いものではなく、観客には指笛を吹く権利があり。私に対しても同様だ。今、私は監督として彼らの愛情を獲得しなければならない。あのブーイングは私に対するものでもあったんだ」
アルベロア監督はその一方で、ベリンガムについても触れている。
「近くで見ると、もっと良い選手だった。経験豊富で、成熟していて、リーダーシップがあり、責任を引き受けることができる。ゴールを決められなかったのは残念だ。彼はキリアン、フェデと並び、チームのリーダーの一人だ。最高のバージョンの彼を引き出さなければならない」
交代時、ブーイングを避けることができなかったDFディーン・ハウセンについては、どう考えているのだろうか。
「私にとって、マドリーで最も厳しいポジションはセンターバックだ。スピードがなくては務まらないし、前に出ることもビルドアップのパスを出すことも必要だ。彼は負傷による離脱期間が長かったし、プレーしていなければ調子が出ないのは当たり前だよ」
左ひざの怪我によって、このレバンテ戦を欠場すると報じられながらも結局出場したエンバペに対しては、感謝の言葉を口にしている。
「彼の奮起に感謝をするよ。ひざを痛めていることは皆が知っている」
「彼に最初にされたことは、ロンドで私の股を抜いたことだった。あれは人生を通して覚えている出来事になるだろう。彼は生来のリーダーだ。どうか、ひざが耐えてくれることを願うよ。私たちは彼のことを必要としているからね」




