レアル・マドリーは11日にラ・リーガ第25節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエスパニョール戦に3-1で勝利した。この試合で1ゴールを記録したFWヴィニシウス・ジュニオールは試合後、今季通算12枚目のイエローカードを提示されたことへの不満を吐露している。
ヴィニシウスはこの試合の32分、エスパニョールの速攻を阻止するためにDFルベン・サンチェスを倒してイエローカードを受けた。しかしゴールまで60メートルはあろうかという距離での微妙なファウルに対してカードが提示されたことに、ヴィニシウス、カルロ・アンチェロッティ監督、観客は猛然と抗議をしている。
ヴィニシウスにとっては、これが今季公式戦12枚目のイエローカード。ラ・リーガのチームではアトレティコ・マドリーDFホセ・マリア・ヒメネスを抜かして、単独で最も警告を受けている選手となった。
ヴィニシウスは、自身がこれだけのイエローカードを受けていることに納得がいかない様子だ。試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューで次のように語っている。
「こういうものとしか言いようがない。自分がもっと向上して、もっと頭を冷静にしなければいけない」
「いつもマドリーと僕の身に起こっていることだ。審判は僕にもう15回はファウルをしている選手に対して、89分に1枚目のカードを提示した。だったらカードを出してもらわなくていい。もっとプレーする時間ができるから」
「別に僕を守ってくれなくていいんだ。そうではなくて正しいことをしてほしい。取るべきファウルを取って、提示すべきカードを提示してくれればいいんだよ」
「審判は僕相手だとファウルを取ってくれない。ほかの選手であれば出すカードを出してくれた。それなのに僕が一番最初にするファウルでカードを出してくる」
「最もファウルを受けている選手が、最もカードを受けているなんて、あり得ないよ」




