レアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールは、新加入MFジュード・ベリンガムとのプレーを歓迎している。
今夏にFWカリム・ベンゼマが退団したことで、マドリーの新たなエースと称される23歳ヴィニシウスだが、負傷離脱していた時期もあって現在は10試合で10得点を決めている20歳ベリンガムの存在感が上回る。
そうした状況で共存の危うさなども指摘される両者だが、ヴィニシウスはベリンガムとともにプレーすることを歓迎する。彼にとってトップクラスの選手とのプレーは、本当に喜ばしいことのようだ。
ブラジル代表FWは『フランス・フットボール』とのインタビューで、ベリンガムについて次のように語った。
「彼のプレーは見たことがあったし、僕は最高の選手たちとの共演を望んでいる。ジュードは世界最高の一選手であり、チーム全員が彼のことを愛している。ゴールも決めてくれるし、幸せなことだね。彼は最高のクラブを選んだんだ」
ヴィニシウスはまた、自身もマドリーのベリンガム獲得オペレーションに関わっていたことを明かした。
「僕たちは彼がマドリーと契約したことを本当に喜んでいる。僕は数カ月にわたって彼にメッセージを送り続けたんだ! 彼にはこう言ったよ。『世界最高のクラブはここなんだ』ってね」
「他クラブも彼を求めていたことは知っていた。ジュニ(・カラファト、ヴィニシウスやMF久保建英の獲得も決めたマドリーの名物スカウト)は友人だし、彼の助けになれるならばそうするよ。僕はカマ(ヴィンガ)のときにもそうしたんだ。カマにメッセージを送り続け、最終的に彼はここにやって来て、チャンピオンズを勝ち取った。ジュードもそうなることを願っているよ」
ヴィニシウスはまた、マドリー移籍の可能性が報じられ続けるパリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペに対しても同様のメッセージを送っているのかを問われ、次のように返している。
「ノーだ。キリアンはまた状況が異なる。ジュードが今年の夏に移籍することは分かっていたからね。でも、マドリーはチーム全員がキリアンとプレーすることを望んでいる。いつの日かそうなることを願っているよ。彼は世界最高の選手の一人で、おそらく現在は頭一つ抜けている。一人だけ別レベルにいるよ!」


