レアル・マドリーは8日にラ・リーガ第20節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦に臨み、4-1の勝利を収めた。3試合ぶり出場で2ゴールを決める活躍を見せたFWヴィニシウス・ジュニオールは、チームと自分自身のパフォーマンスへの満足感を表している。
新型コロナウイルスにより2022年最初の2試合を欠場したヴィニシウス。復帰戦となったこの試合では、2ゴールを記録して自身の今季ゴール数を14まで伸ばした。
スペイン『モビスタール・プルス』とのフラッシュインタビューに応じた同選手は、次のような感想を述べている。
「チームは試合開始から凄まじい試合を演じた。今季に素晴らしいことを成し遂げるためには、こういうプレーを見せ続けなくてはいけない。僕は4試合ゴールを奪えてなかったし、試合に出場できたこと、そしてもちろんゴールを決められたことに満足している」
圧巻だったのは一点目のゴールだ。左サイドから内に切れ込んだブラジル人FWは、その加速で2人を抜き、次にFWカリム・ベンゼマとのワン・ツーで1人を抜き、さらに自らボールを押し出して2人を抜いて、右足のシュートでネットを揺らした。
「あれは即興だった。僕はゴールを決めるため、ベンゼマとのコンビネーションをいつも向上させようとしているんだ。そしてカセミロ、モドリッチ、クロースがリズムをつくってくれれば、僕たちは勝つことができる。今日は彼らが試合をコントロールしたんだ」
ベルナベウの観客からアイドル視されるヴィニシウスは、マドリーの伝説となる意気込みも示している。
「僕は大きな喜びの中、夢の中にいるんだ。マドリーをずっと助けていきたい。このクラブのレジェンドたちに続くためにね。僕は今日の試合に出場するため、1週間を通じて練習してきたんだ」




