ビジャレアルは13日、新監督としてマルセリーノ・ガルシア・トラル氏(58)の招へいを発表した。
10日に成績不振によってパチェタ氏の監督解任を決定したビジャレアル。セティエン氏、パチェタ氏に次ぐ今季3人目の指揮官として呼び寄せたのは、スペインを代表する監督の一人、マルセリーノ氏だった。両者は2026年6月までの契約を結んでいる。
今季始めにはマルセイユで指揮を執り、スポーツ外の要因で退団を強いられたマルセリーノ氏は、2012-13シーズンから2015-16シーズンまでビジャレアルを率いた経験がある。その際にはラ・リーガ1部昇格のほか、コパ・デル・レイおよびヨーロッパリーグ準決勝進出、チャンピオンズリーグ出場権獲得などの結果を残した。通算成績は177試合87勝44分け46敗。またスペインではバレンシアでコパ・デル・レイ、アスレティック・ビルバオでスペイン・スーパーカップ優勝の偉業を成し遂げている。
ビジャレアルはラ・リーガ第13節までを終えて、勝ち点13で14位に位置。降格圏とは勝ち点5差となっている。果たしてマルセリーノ氏は、不調に陥るイエローサブマリンを浮上させることができるのだろうか。
