スペインメディアがビジャレアルMF久保建英のプレーに対して、厳しい意見を記している。
2日のラ・リーガ第8節、ビジャレアルは本拠地ラ・セラミカでのバジャドリー戦に2-0で勝利。ここまで3戦連続で先発を果たしていた久保はベンチスタートとなり、62分から出場した。
右サイドハーフとして出場した久保は、この試合でも確かな技術を披露してチームの攻撃に絡んでいった。が、危ういプレーもあった。81分、日本人MFはピッチ中央で3人に囲まれたために後方にパスを出したが、これがバジャドリーの9番FWション・ヴァイスマンへの絶好のパスになってしまった。ヴァイスマンのシュートはGKセルヒオ・アセンホの正面に飛んで事なきを得たが、失点していれば責任を問われるようなプレーだったことは間違いない。
久保が何かする度にその映像を紹介してきたレアル・マドリー寄りのスポーツ紙『アス』の電子版は、今回はこのパスミスを紹介。その紹介記事のタイトルは「クボという選手にとっては、あってはならないミス。エメリはもちろん、マドリーでも許されない」という辛辣なもの。記事内では、次のような言葉が記されている。
「日本人選手は後半にチュクウェゼとの交代で出場。後方へのパスミスでバジャドリーのチャンスを許してしまった。こうしたミスをしてはいけない」
エメリ監督は久保の課題として、攻撃の最終フェーズに入るまでのプレーの不安定さを挙げていた。このパスミスは、それに当てはまるものだったと言えそうだ。
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