RFEF（スペインサッカー連盟）がラ・リーガの国外開催に向けて本格的に動き出した。スペイン『マルカ』が報じている。
スペインプロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長の念願だったラ・リーガの国外開催だが、今季に実現の運びとなるかもしれない。11日に行われるRFEFの会議において、代表者たちは今季ラ・リーガ第17節ビジャレアル対バルセロナを、12月20日にアメリカ・マイアミのハードロックスタジアムで開催することについて討議する予定となっている。会議で承認されれば、スペインのリーグ戦が史上初めて国外でプレーされることになる。
ラ・リーガの国外開催はこれまでも検討されてきたことだが、様々な事情によって実現には至らなかった。しかし先にFIFA（国際サッカー連盟）が、リーグ戦を自国以外でプレーすることを認め、これが大きな後押しに。RFEFは11日の会議で承認を受けた後、UEFA（欧州サッカー連盟）、Concacaf（北中米・カリブ海サッカー連盟）と関係する大陸連盟から許可を得ることで、アメリカ・マイアミでのラ・リーガ開催を正式決定できる見通しだ。
ただし、AFE（スペインフットボール選手協会）はアメリカでの開催に否定的とみられており、RFEFは 移動時間も考慮した試合の日程など、同協会との調整も必要となりそうだ。