Marco Verratti PSGGetty

CL決勝へPSGヴェッラッティ「バイエルンは強いが僕らはピッチで全力を尽くす」

パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが20日、オンラインで行われた記者会見に出席し、チャンピオンズリーグ(CL)決勝バイエルン・ミュンヘン戦へ意気込みなどを語った。

ヴェッラッティは19歳だった2012年にセリエBペスカーラからPSGへと移籍。イタリア代表選手でありながら、セリエAを1度も経験することなく、リーグ・アンでのプレーを続けてきた。しかし自身のキャリアに悔いはない。「自分の選択を後悔したことはまったくない。僕はここで常に偉大な選手たちと一緒に練習し、プレーすることができた。毎年、CLにも出場できる」と胸を張る。

PSGは今シーズン、CLファイナル8でアタランタ、ライプツィヒを下し、23日にバイエルンとの決勝戦に挑む。ヴェッラッティは、CLで5度の優勝を誇るドイツ王者を警戒しつつ、意気込みを語った。

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「決勝は初めてだが、常に僕らの目標だった。バイエルンは非常に強いチーム。守備と攻撃が上手く組織化されていて、フィジカルもあり、技術的なクオリティも高い。そしてこういったタイプの試合に慣れている。彼らも決勝を戦うにふさわしいチームだと思う」

「ハードなトレーニングをすれば最終的に報われるはずだと確信している。毎年、少なくとも5~6チームが優勝候補に挙がる非常に難しい大会であり、プロセスの中では難しい時期もあった。しかしだからこそ、この決勝を経験できることが素晴らしい。これで満足してはならないけどね。エネルギーが尽きた状態で試合に臨むことにならないよう、決勝までは頭の中でプレーを考えないようにしたい。僕らの中でCL優勝の約束などはしていないが、後悔しないようにピッチで全力を尽くそうという目標は明確にある」

さらにヴェッラッティは、過小評価されがちなリーグ・アンへのリスペクトを求めた。

「フランス国外では、簡単なリーグと思われるかもしれないが、プレーしている自分たちはいかに厳しいかを知っている。セリエAと比較すると戦術の要素は少ないがよりフィジカルが求められる。CL準決勝にはフランスの2チームがいた。将来的にリーグ・アンがよりリスペクトされるよう願う」

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