tokyo verdy(C)Getty images

19位・横浜FC、3連敗と苦しい戦い続く…東京Vは大卒ルーキー熊取谷一星の一撃などで今季5勝目

明治安田J1リーグは6日に第15節が行われ、東京ヴェルディと横浜FCが対戦した。

前節連勝がストップした14位・東京Vと、連敗中で降格圏の19位に沈む横浜FC。上位浮上を狙う両チームが味の素スタジアムで激突した。東京Vでは染野唯月らが、横浜FCでは山田康太やルキアンが先発している。

東京Vは開始4分、浮き球を染野唯月がダイレクトボレーでGKを脅かす。その後は両チームなかなか決定機を作れず、中盤での攻防が続きボックス内へ侵入できない時間が続く。横浜FCは27分、新保海鈴がヘッドを放つが、シュートは枠の外へ外れた。

それでも36分、東京Vが均衡を破る。ボックス内で受けた齋藤功佑のクロスから、染野唯月がヘッドを沈めた。ホームチームがリードして前半を折り返す。

リードした東京Vは、後半開始早々にも染野唯月に決定機。対する横浜FCは、56分に鈴木武蔵がDFラインの背後に抜け出してボックス内に侵入するも、シュートまでは持ち込めない。58分にもセットプレーから伊藤槙人のヘッドが枠をとらえたが、GKが正面で抑えている。60分前後から横浜FCがボールを握りながらチャンスを作っていくが、ゴールが遠い時間が続いた。

押され気味だった東京Vは67分、一気に3選手を交代して状況の打開を図る。一方の横浜FCも、75分に櫻川ソロモンと室井彗佑を投入。前線を入れ替えてゴールを奪いに行く。横浜FCは80分、セットプレーからユーリ・ララのヘッドがポストに直撃。横浜FCは何度も相手ボックス内にボールを送っていくが、東京Vの守備陣をこじ開けられない時間が続いた。

すると後半アディショナルタイム、熊取谷一星がカットインからシュートを突き刺した。大卒ルーキーの初ゴールがダメ押し弾となり、東京Vが2-0で勝利。この結果、東京Vは今季5勝目をマークし、勝ち点を20まで伸ばした。一方の横浜FCは、これで3連敗と苦しい戦いが続いている。

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