28日に行われたFAカップ5回戦のトッテナムとロッチデールの一戦で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定に両チームが苦言を呈した。
18日に行われたトッテナムとロッチデールの対決がまさかの引き分けとなり、再試合となっていた一戦。結果は6-1でトッテナムが圧勝したものの、前半のうちに2度もトッテナムのゴールがVARにより取り消され、そのたびに試合が中断した。VARは今夏に行われるロシア・ワールドカップでも導入されると見られている。
ダメ押しとなる6点目を決めたトッテナムDFキーラン・トリッピアーは、ビデオ判定が試合の流れを止めていたと『BTスポーツ』で語った。
「クレイジーだったね。明らかにいくつかの判定がゲームの流れを止めていた。でも審判は判断を下さなければいけないから僕たちは待つしかなかったよ」
敗れたロッチデールのキース・ヒル監督も現場に混乱があったこと認めた。しかし、審判を批判するべきではないと『BBC』に話す。
「VARの複雑さの問題であって、審判の責任ではない。第4審判は我々に何が起きているのか説明していたが、彼らにもう少しサポートが必要だろう。混乱していたさ。そして、私はVARがどんなものかを体験した。審判に同情するよ。判断は観客にも説明する必要があるだろう。映像をもっと上手く利用する必要がある」




