federico valverdeGetty Images

クラシコでも右ウィングとして大活躍のバルベルデ「今の僕はもうかなりウィングの選手」「そこから中央に切り込む戦術はずいぶん練習した」

16日のラ・リーガ第9節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのクラシコで3-1の勝利を飾ったレアル・マドリー。チームの2点目を決めたMFフェデ・バルベルデは、バルセロナ撃破への喜びを表している。

前半にFWカリム・ベンゼマ、MFフェデ・バルベルデが得点したマドリーは、後半にFWフェラン・トーレスに1点を返されたものの、終盤にPKからFWロドリゴ・ゴエスがダメ押し弾を決めて勝利。バルセロナに勝ち点3差をつけてラ・リーガ単独首位になった。

試合後、『DAZN』とのフラッシュインタビューに応じたバルベルデは、次のように感想を述べた。

「とても幸せだ。まず、チームの勝利にね。努力と犠牲の精神でもって、全員が仕事に励んでいたね。これが難しい試合であることは分かっていたんだ。個人的にもとても幸せだよ」

「決定力と守備面の仕事が素晴らしかったね。僕たちはしっかりと守った。ときに苦しんだが耐え抜く術を理解していたんだ。1-0のとき相手は明確な決定機を手にしたけど、それは枠に入らなかった。重要な瞬間には、少しの運も必要ということだ」

「僕たちの守備面は素晴らしく、そこから攻撃も素早く繰り出すことできた。前方に大きなスペースを得られたし、そのチャンスを生かし切ったね」

バルベルデはこのクラシコでも右ウィングとしてプレー。昨季終盤から、同ポジションでプレーすることが多くなっているが、本職のボランチとどちらがプレーしやすいのだろうか。

「中盤でのプレーが好きだっていつも言ってきたけど、でも今の僕はもうかなりウィングになってるね(笑)。どっちでプレーすべきかは監督の悩みにしておこう。いずれにしても、僕はどちらのポジションでも楽しめているよ。前の方だとゴールやアシストでもかなりの貢献ができるし、中盤だと仕事量やエネルギーといったところでチームに尽くせるね」

「ルカ(・モドリッチ)がボールを受けるために下がるときには、カルバハルがウィングのように前に出て、中央に寄る僕が相手の中盤の背後でボールを受けるチャンスが増える。僕たちはそうした形で多くのチャンスをつくってきた。自分が中央に切れ込み、プレーエリアを左サイドに変えていくとき、チームはかなりボールをポゼッションできる。この形はずいぶんと練習したんだけど、監督は僕がいつも右サイドにいるのではなく、中央に寄るよう求めているんだよ。ライン側のプレーは僕のストロングポイントじゃないからね」

「これからもチームメートにエネルギーを与えていけたらいいと思う。中盤を助けて、ゴールチャンスにつながるスペースを見つけていくことでね」

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