レアル・マドリーMFフェデ・バルベルデがビジャレアルMFアレックス・バエナに暴行を加えたとの報道について、ビジャレアルが9日に声明を発表している。
8日のラ・リーガ第28節レアル・マドリー対ビジャレアル(2-3)終了後、バルベルデは地下駐車場でバエナのことを待ち受け、顔面を殴打したとされる。
スペイン『マルカ』が紹介したバルベルデ関係者のコメントによれば、同選手は試合中バエナに倒された際に「さあ泣けよ。お前の息子は産まれてこないぞ」と、流産の可能性があった自身に子供に関する罵倒を受けていたという。対してバエナは、ピッチ上でそうした発言をしたことを真っ向から否定している。
ビジャレアルはこの件に関して声明を発表。フェルナンド・ロッチが会長を務めるクラブは、所属選手であるバエナを最後まで支持し、守り抜く意思を示している。
「ビジャレアルはこの状況下においてバエナを支え、支え続けます。自分が被害者だとしてバルベルデを訴えても、逆に訴えることをしなくても、彼の決断を尊重します。クラブとしては、この件に関してレアル・マドリーを訴えることはしません」
「バエナは今回の暴行と、彼が誤りと断言する暴行の動機と推定されることについて心を痛めています。バエナはバルベルデの家族が置かれていた状況を認知しておらず、他選手のそうしたことに干渉する考えは決してありませんでした」
「私たちはクラブとして、証拠となる映像は保有していません。あそこには監視カメラがあり、警察にのみアクセスする権利があります」




