8日のラ・リーガ第20節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦に4-1で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、物議を醸すPK判定について自身の見解を語っている。
レアル・マドリーはこの試合、前半にFWカリム・ベンゼマのPK弾で先制し、後半にFWヴィニシウス・ジュニオールが2得点、ベンゼマも2点目を決めて勝ち点3を獲得。だがPK判定については、ファウルがペナルティーエリア内外のどちらかが微妙で、倒されたMFカセミロがダイブした可能性もあるなど物議を醸している。
バレンシアの『ツイッター』公式アカウントは同判定について「マドリーでの強盗は繰り返され始めている」と、『ネットフリックス』の大人気ドラマ“ペーパーハウス”に関連した皮肉をツイート。試合後会見に出席したアンチェロッティ監督はこのつぶやきについて意見を求められて、次のように語った。
「返答することはできない。というのも、私はそのプレーを目にしていないからだ。遠目からでは、かなり明確だったように思えた。しかし本当のことを言って、何が起こったのか分からないんだ」
「“窃盗”という言葉について? 何を言えばいいか分からない。あとでこの試合を振り返らなければならない。私たちは良いプレーを見せたし、勝利に値した。確かにPKから先制点を決められたのは助けになったが、しかしチームは完璧な試合を演じたよ。立ち上がりこそ速攻を仕掛けられ、守備がうまくいかない場面があったが、その後にはチャンスをつくり上げていた」




